影「おーい藪医者ァー」
返事無し。
次にルイージが頭を突ついてみたが「ん～…」と声を出しただけで起きず。
影「…こうなりゃ…」ﾙｲｰｼﾞ「どうするの？」影「こうするんだ」
そう言って影はドクターの頬を摘み引っ張ってみる。
ﾙｲｰｼﾞ「…どう？」影「意外に柔らかい」ﾙｲｰｼﾞ「いやそうじゃなくて起きるかどうか」影「…不明」ﾙｲｰｼﾞ「…はぁ」
数十秒続けるが…
ﾙｲｰｼﾞ「………ドクター起きないねぇ」影「俺はそれはそれで。」
ﾄﾞｸﾀｰ「……今起きたぞ」
…明らかに不機嫌な顔。
影は「あっ」と言い手を離した後誤魔化しているらしく口笛を吹く。
ﾄﾞｸﾀｰ「遅い！」

ﾄﾞｸﾀｰ「…成る程、その為に私を起こしたのか」
理由を聞いて納得してはいるが腕を組んでまだ少しムスッとしている。
ﾙｲｰｼﾞ「うん、そういう訳なんだ」
そうルイージが説明していた横で…
影「…………」
うとうとしている影。
ﾄﾞｸﾀｰ「……コラ」
スコンッ
ドクターがチョップを食らわす。(勿論手加減しているが)
影「ぅぎゃっ！？」ﾄﾞｸﾀｰ「人を起こしたのにお前が寝てどうする」影「ふい～…」ﾄﾞｸﾀｰ「…嗚呼、先が思いやられる…」
ﾙｲｰｼﾞ「…あ、もうそろそろ時間だよ」
壁にかけてある時計をルイージが指差す。
影「そうか…じゃ、行こうぜ」ﾄﾞｸﾀｰ「あ、しゃきっとした」