21話~25話
?9「止めなさい、シィル」
シィル「…おや、フォビオさんじゃありませんか。…どうしたんです?」
シィルは銃をしまい、ニコッとフォビオに笑い掛ける。
フォビオ「いくら裏切り者とは言え、殺すのは勿体無いんではありませんこと?この二人は私が見張ります。」
シィル「……わかりました」
シィルは一瞬フォビオに疑いの眼差しを向けたが、直ぐにニコ、と笑いその場から去った。
そしてシィルが去ったのを確認するとフォビオは倒れている二人に駆け寄る。
フォビオ「大丈夫!?」
フィーア「…何で…僕達を助けたんだ…」
フォビオ「それは…私が貴方達を…いえ、何でもありませんわ。兎に角部屋に戻りましょう!」
フィーア「…僕は自分で歩けるから平気だよ…それより、兄さんを…。」
そう言ってフィーアはよろよろと立ち上がる。
フォビオ「わかりましたわ…。フォーア、大丈夫?」
フォーア「す…すまねぇな、何時も…」
フォビオ「気にすることありませんわ…さ、部屋に行きましょう」
そして三人は城の中へ入って行った。
シィル「…あの三人はシルク様を必ず裏切る…早めに僕が始末しませんとね…」
シィルは建物の影から三人の話を聞いて舌打ちをすると、直ぐに笑顔に戻して城に入って行った…。
シィル「…おや、フォビオさんじゃありませんか。…どうしたんです?」
シィルは銃をしまい、ニコッとフォビオに笑い掛ける。
フォビオ「いくら裏切り者とは言え、殺すのは勿体無いんではありませんこと?この二人は私が見張ります。」
シィル「……わかりました」
シィルは一瞬フォビオに疑いの眼差しを向けたが、直ぐにニコ、と笑いその場から去った。
そしてシィルが去ったのを確認するとフォビオは倒れている二人に駆け寄る。
フォビオ「大丈夫!?」
フィーア「…何で…僕達を助けたんだ…」
フォビオ「それは…私が貴方達を…いえ、何でもありませんわ。兎に角部屋に戻りましょう!」
フィーア「…僕は自分で歩けるから平気だよ…それより、兄さんを…。」
そう言ってフィーアはよろよろと立ち上がる。
フォビオ「わかりましたわ…。フォーア、大丈夫?」
フォーア「す…すまねぇな、何時も…」
フォビオ「気にすることありませんわ…さ、部屋に行きましょう」
そして三人は城の中へ入って行った。
シィル「…あの三人はシルク様を必ず裏切る…早めに僕が始末しませんとね…」
シィルは建物の影から三人の話を聞いて舌打ちをすると、直ぐに笑顔に戻して城に入って行った…。