☆アンヌ（総裁/伯爵/ブレイン/アンヌ・トワイラス）
→ドゥークー伯爵の一人娘にして、インターギャラクティック銀行グループ総裁に就任した若き伯爵（女伯）。特に倒産寸前の銀行グループを、銀河帝国メインバンクにまで昇華させたことで有名。しかしその正体は、大戦期に銀河共和国陣営で活躍した伝説の天才軍師ブレイン・オブ・ザ・リパブリックことジェダイナイト・アンヌ・トワイラス。オーダー66後にベイル・オーガナによって冷凍され、何の因果か恣意的に15年後の銀河で目覚めた。
髪はオーダー66の際の精神的苦痛により、ライトブラウンから真っ白になってしまった。更に冷凍の後遺症で一時的な記憶喪失と、成長不良も体験している。過去から逃げ出したいと思う反面、生き残った使命としての義務感に苛まれているせいで、ライトセイバーを握って戦うことを極端に忌避している。
マンダロア総督ガー・サクソンとは面識があるようで、時折過去に何かがあったことを思わせるような素振りを見せるが、任務と私情を分けることに長けてもいる。

☆ガー・サクソン（総督）
→ヴィズラ家のサクソン氏族のマンダロリアン。マンダロアの戦士から総督にまで上り詰めた男。非常に野心家かつ時勢を読むのが得意で、クローン戦争中はデス・ウォッチとしてプレ・ヴィズラに仕え、解体後はスーパーコマンドーとしてダース・モールに仕えた。
「皇帝の手」の称号を持っており、銀河系外縁部における影響力は想像以上に強い。戦闘能力も高く、若いころはボ＝カタン・クライズを追い詰める程の実力があり、マンダロアで最も強い戦士とされていた。特にスナイパーライフルの遠距離射撃が得意で、肉眼で遠方のジェットパックを射抜けるほどの腕米である。
一方で若き総裁アンヌに興味を抱いており、マンダロアの財政面に大きく介入させたいと考えている。彼自身もブレインと面識があるようで、アンヌに面影を重ねている面がある。

☆タイバー・サクソン
→ガーの弟で、副総督を務めている。財政、外交の責任者であるため、アンヌの直接的な交渉窓口。生粋の戦士気質の兄と違って文官向きであるため、優れた戦士が優遇されるマンダロアの文化を忌み嫌っている。そのため兄弟仲は最悪で、常にいがみ合っている。メインバンクや保険商品を勝手に決めてきた兄に対して怒り心頭だったが、アンヌのことを気に入って心変わりする。

☆アソーカ・タノ（フルクラム）
→アナキン・スカイウォーカーのパダワンで、元ジェダイ。過去の問題があってジェダイオーダーから一線を画していたが、帝国に反旗を翻す反乱者たちのために諜報員として協力している。ヴェイダーとの戦いで瀕死の重傷を負ったが、アンヌのおかげで一命を取り留めた。
ガーとアンヌの過去を知る数少ない人物。

☆ボ＝カタン・クライズ
→クライズ家の末裔。帝国に与するサクソン政権を打倒するために、アンヌと手を組んでいる。

☆サビーヌ・レン
→ヴィズラ家のレン氏族で反乱者。アンヌの真意を疑っている。