コメント返信

2024/09/28 21:24 徳明様2024111315:30

まずは、強烈な愛あるメッセージありがとうございます!!
というか、2ヶ月くらい抱え続けてしまってすみませんでした……!土下座してお詫び申し上げます。

『ワァ…すごい丁寧な贈り物だァ…』とプレゼント開けた直後の様なソワソワした気持ちで暫く動けませんでした。しかし贈答品とは部屋の隅に隠しておくものではなく使ってこそ!拙いながらも返答させていただきます。
なお、項目ごとにテンションや文体が違う事をお許しください。日を跨いで返信文作ったためか落ち着かない感じでお送りしてます。

>金カム特有の、シュールだったり下品だったり変態的だったりする瞬間に、スルッとヌルッと入ってしまい、時に自らそんなイカレタ瞬間を作り出してしまう大尉殿が、とても金カム世界の人間らしくて大好きです。
おかしな乱痴気騒ぎなど遠巻きに突っ込んでおけばいいものを何故かマイクを奪って自らボケに行くお笑い根性には頭が下がる思いです。稀にシュールな場をワンオペで回している時があり、果たしてこの人は優先順位及び役職者とは何と心得ているのか部下から弾劾されるべきでしょうね。金カムっぽいっていう最上の褒め言葉で頂きすごく嬉しいです。

>ここ数日、文字通りかぶりつきで読んでおりました。悔いはないですが、寿命を削った自覚があります。悔いはないですが。
この作品がまだ10話前後のベビーだった時は「一気見しました」はまだ微笑みながら”あるあるですね!”と頷けましたが、今の本作の一気見は命が削れます。健康に居られる時間というのは何よりも尊い事なのでご自身を大事にしてください。本当に…。
ちなみに平均的な読書スピードに対して本作の文字数で割ると、読了時間1500時間程度、夢小説プロなら3~5日で読めますが、生活を考えるとだいたい1ヶ月程度で読むのが適切です。今後の健康のためご参考ください(?)

>ふうりん様の解釈で掘り下げられる登場人物達の描写や展開からも、目を離せませんでした。
例えば鶴見中尉は、私にとっては夢小説であっても誰にも靡かず、誰にもやわらかい所を見せず、心を開かせる事のできない、何年も前からすでに走り出していて誰にも止める事のできない絶対的な「ラスボス」という存在でした。しかし大尉殿との関係性には、「こんな大尉殿がいてはやむを得まい」と自然と納得してしまうものがありました……さすが大尉殿。

そうですよね。
彼らの関係性の正解は『殺さず殺されず』が理想形だったのですが、双方うっかりミスでの弱点を晒す羽目になり詰んでしまったどうしようもない人たちです。
中盤以降はその最たるもの。大尉殿は献身を隠す事を辞め、自らの目的をより、部下の決意そのものを守るようへと変え始める。
鶴見中尉も「最も恐ろしい事は裏切りではなく見限られる事である」と知ったのか、元来持ち合わせているはずの余裕さがありません。そこまで好かれちゃと応えたら、更にこんがらって部下へも波及してえらいこっちゃです。

ところで鶴見中尉はミステリアスに見えて意外と表情は雄弁。以下はヤンジャン本誌掲載時の鶴見コレクションです。
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↑時重くんがオイタした時です。かわいそうですね。
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↑やっほー来たよーっした時です。かわいいですね。

>美人×美人なのでとってもお耽美な空間なんだろうなぁ…それを盗み見守る宇佐美君はとっても至福の時間を得ているんだろうなぁ…。
宇佐美くんが楽しそうで何よりです。
ちなみに何故観測を全力アピールをするのか?についてですが、愛は伝わるようにしないと全く気付かれないからですね。横から掠め取られるなんてもう絶対嫌なので、グイグイねじ込んできます。
上司の心、部下知らずですね。

>『おにぎり、あたためますか?』こそが!!
ハーレム(逆ハーレム)なんだ!!!!!!!

ぐぬぬっ、私が明言せずに居た要素を…っいとも簡単にッ!
お気づきありがとうございます!!!
そうです。当社はハーレム(逆ハーレム)専門店です。
「愛してる♡」なんて誰ーも口に出して言ってないのに、どんどん負荷強めな愛を押し付けられてくる系が好みですね。まさにそうですね…。

>話は戻って、特筆すべきは鈴川氏。生きのびるどころか樺太まで行ってしまうとは、神視点の読者としては大笑い案件です。「そらそうなる」という動機でするりと樺太先遣隊に溶け込みながら、しかし脱獄囚に相応しい太々しさでオマケではなく同行者として、旅を物語る一視点として大変素晴らしい人物と成りました。
生きてるという事は可能性に満ちあふれているのだなぁとしみじみ。

彼の用意周到さと生き汚さは、網走囚人の中ではトップクラスです。最凶集団から逃げを手を打ってみる。失敗しても腐らず敵方で真面目に働きつつ勝ち筋を模索。其の場凌ぎだろうと出たところ勝負は顔色ひとつ変えずやりきる。
掘り下げたら周囲を冷静に見れる有能さが前に出たので、スカウトもアリと見出された様子です。ただし白石と若干の役割被りの傾向がありますので注意が必要です。

>そんな創作作品の中でよく見られる「原作の流れに戻される強制的な運命力」や「歴史修正力」的なものが、この作品には少ないように感じました。
身もふたもない言い方をすると、クリティカルなポイントを動かし過ぎると先がコントロールできなくなるんですよね。
アニメで偽アイヌ村のエピソードが諸般の事情によりカットされましたが、鈴川氏はしれっと登場しました。旭川のくだりを無くすと杉元から白石への信頼度を伝えることができず樺太を任せるには不十分、一方で鈴川役割の成り代わりを誰かにさせるのもできない。やや不自然でも原作通り出さざるを得ないんですね。
私の制限はただ書けるか(違和感を抱かせないか)だけですので、夢小説の醍醐味を私自身が楽しみ、その人がその場で取りそうな行動を原作沿い以外に何があるか思考実験をしてます。

江渡貝くんについては生かす道を模索するため対話回数を増やして親密度を上げた所、逆に人が良すぎて難しくなってしまいました。
宇佐美同行は見たことない方向性になりましたが「あのまま単身で杉元を追いかけに行くのは死にに(裏切りに)行くようなものとみられる。だから誰か中隊内から連れる必要がある」という状況となり選ばれました。ちょっぴりですが菊田にしたかったと思ってたそうです。

>おかげさまで、原作が完結してからは落ち着いていた金カムへの愛というか情熱と申しますか執着とも言えましょうか、再燃いたしました。
ありがとうございます……ありがとうございます……物語の先を望んでとても渇きを覚える数日間でしたが、物語は途中ながら最新話まで読み終えて、ようやく立ち止まる事が、満足感を噛み締める事ができました。

読み終わった後、比較するために原作開いてくださる方がちょいちょいいて私は嬉しいです。こちらこそありがとうございます。
自分も読み返しながら続き作る活力にしたいと思います。
本当に本当に、素敵なメッセージありがとうございました!