11.喧嘩は長引くほど仲直りしにくくなる
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設定主人公: 宇内さん
性別:女
クラス:県立烏野高等学校 1年1組
好物:鶏肉の炭火焼き
最近の悩み事:宮城王国ではカード決済がだいたい使えないこと。さらに登校前と下校後、土日いずれも銀行が空いてないこと。
「小さな巨人」の親戚。運動は苦手。
特技は世話焼き、対年上の振る舞い、念動力の三つ。
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翔陽と二人で歩く。
さっきのどさくさで遊ぶ約束までしたけど、翔陽とはまだまともな会話すらしてない。
謝らないといけない……でもなんて謝れば良いのかな。
翔陽のモヤモヤは今も解消されていない事はまあわかるのだけど。
いいや、真っ向勝負じゃないといつまでたってもこのままだよね!女は度胸!!
「翔陽はまだ怒ってるよね」
「……ウン」
「ごめん。いっぱいひどい事言った」
「そうだけど、そうじゃなくて」
「……ん」
「おれと居るのがイヤってのに腹たった」
「………」
「練習でイイとこサーブ当たったら一緒に喜んでくれたのに。影山とうまく連携取れたら駆け寄って笑いかけてくれて。放課後になったら一緒に行こうって誘ってくれて」
「うん」
「時々ハズカシイって思ったけど、やっぱり嬉しくて」
「………」
「おれは高校入ってバレーがもっと好きになったのに、美雪はそうじゃないのかなって……」
「好きだよ、今も」
「うん、今日分かった」
「ん」
「……じゃあーウソつきじゃん!!」
「!」
「今怒ってるのは、バレーイヤになったって嘘つかれたコトです!!」
「今思いついたよね。絶対まとまらないまま喋ってるよね、いま」
「怒ってるのはおれだもん。今強いのはおれ!!ゴメンナサイは!?」
「なんだよそれ……へーへー、嘘ついてすんませんでした」
「セイイがたりーん」
「ごめんなさい翔陽様」
「もっと!」
「反省します!」
「あともうちょい!!」
「もうバックれません!!!」
「マネージャーは!」
「やります!!……アッ」
「よしゆるす!!!!」
「い、いまのノーカン」
「あーあーあーあー」
「好きだねそれ」
(やっと仲直り)