08.烏野高校排球部!!
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設定主人公: 宇内さん
性別:女
クラス:県立烏野高等学校 1年1組
好物:鶏肉の炭火焼き
最近の悩み事:宮城王国ではカード決済がだいたい使えないこと。さらに登校前と下校後、土日いずれも銀行が空いてないこと。
「小さな巨人」の親戚。運動は苦手。
特技は世話焼き、対年上の振る舞い、念動力の三つ。
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(嘘です。まだちょっとだけ烏養さんターン)
「じゃあ、一発シメてとっとと上がれー」
「烏野ーファイッ!!」
オース!!!!
「さて、つぎは……」
「「合宿」」
「…だな」
「…ですね」
帰る準備をしていえう烏養コーチに声をかけることにした。
「烏養コーチ、帰る前にちょっとお話ししませんか?」
「あん?手早くならいいぜ
……一応聞くが、もうふざけねーか?」
「まあ、はい」
「フーン。なんだ?」
「簡単な話です。私の親戚の、小さな巨人……宇内天満の話。日向翔陽、彼の憧れの人のコトですが、私が親族である事は隠したいって」
「あー…さっき先生にも隠したい様子みせてたなァ…良いけどよ、ぶっちゃけ意味ねえだろ」
「そのうちバレるのは承知の上です」
「なんかあんのか?」
「…ええと、
彼は、東京の大学でフツーの生活していてもうバレーやってなくて」
「そうなのか、ちょっとだけ残念だな」
「はい、万が一繋がりを知られたら会わせて欲しいとか烏養コーチみたいに指導してもらえないかとか余計な事を言い出すだろうなって思っているんです」
「ふむ」
「2つ理由があるんです。止める訳。
まず今、天満と会ったら日向翔陽の可能性を絶対狭めてしまう。ただバレーにまっすぐ向き合ってる翔陽の邪魔にしかならないんです。
———今はただ無邪気に進んで欲しい。いつか小さな巨人を『飛び越えて』欲しいんです」
「……随分アイツをかってるんだな」
「それだけ、翔陽のバレーが好きなんですよ。見るたびに新しく、どんどん殻を破ろうとする姿、瞬き一つでも見逃したら飛び去ってしまうような。
……きっと烏養コーチも、魅入られてますよね」
「まーな!あの速攻初めて見たときは目を奪われた……だが、ちんちくりんか。影山っつー奴の方が明らかに将来有望じゃねえのか」
「はい。二つ目の理由なのですが飛雄にもまた、今の翔陽が必要とも思うんです。日と影、きっと良い影響を違いに与え合いますよ。
……あんな一番の理解者を今失ったら、飛雄はまた独りきりのバレーの世界を沈んで行く」
「……だいたいわかった。今はお前の親戚を敢えて日向に教えずにはいとく。だが協力はしないぞ。腹芸は上手くねーからな」
「いえ、充分です。ありがとうございます」
「やっぱお前、日向のこと好きなんじゃねーか」
「……どう、でしょう……?憧れ…というのが適当な気がします?」
「聞かれても……」
「よく考えたら、私ってストライクゾーンが変かもです。翔陽下手なのに彼の変なバレーが一番好きですもの」
「ただの捻くれ者じゃーねーの」
「きっと前世は菩薩か何かだったんでしょーね」
「へーへー。もうふざけモードか」
「いえ。まだちょっとだけ。お話聞いていただいてありがとうございました。翔陽の件、よろしくお願いします」
「おー」
「あの、コレ深刻に捉えなくて良いんで。私、烏養コーチのこともイイなぁって思います」
「そーか」
「コーチも私の事、そんなに嫌いじゃないですよね」
「ノーコメント」
「じゃ、もっと仲良くしましょーね」
「ウーン、それは…あんまりしたくねーかなぁ……なんつーか、俺が出会った中で一番危険な女だよお前」
「あらま」
(new!→烏養さん裏ルートが解禁されました)