02.マネージャー勧誘編
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設定主人公: 宇内さん
性別:女
クラス:県立烏野高等学校 1年1組
好物:鶏肉の炭火焼き
最近の悩み事:宮城王国ではカード決済がだいたい使えないこと。さらに登校前と下校後、土日いずれも銀行が空いてないこと。
「小さな巨人」の親戚。運動は苦手。
特技は世話焼き、対年上の振る舞い、念動力の三つ。
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1年盛り合わせ ワサビ(日向)抜き
日向氏トイレ中の出来事である。
あまり話したことない男子バレー部同級生に囲まれておるのです。
「こうして顔突き合わせると威圧感ある人たちや」
「部外者が入り浸っているのってあんまり雰囲気的に良くないんじゃない?」ズモモモモ
「清水さんと武田先生の手伝いちゃんとやれよ」ズモモモモ
「あー…ウン、どっちにもマネージャー誘われた」
「どうして?」
「塾通ってるから。親に金出して貰ってるから辞める気はとりあえず無いかな。中途半端にマネージャーはやれないよ」
「日向しつこいけど言ってないの」
「最初に親云々は言ったけど忘れられてる。今更言ったところで翔陽にガンガン押しきられそうだし一旦はお茶濁してるんさ」
「ふうん」
「別に言えばいいのに。僕らは困んない」
「はは、そーだね。翔陽にも親にも波風立てたくないだけのワガママだとは自覚してる」
「ふーん、なんか来たり来んかったりで、フツーにやる気ねえマネージャーとして扱ってた。すまん」
「そりゃ恐悦至極、今後も邁進致します故どうかお目こぼしをば」
「はぁ?意味不明」
「特に意味ない。どんまい影山君って意味」
「俺をバカにしてると言うのだけはわかった」
「ごめんごめん。他意は…ええと、迷惑かけてごめんだけど、バレー部応援したい気持ちはちゃんとあるから練習頑張ってねって言いたかった。あと影山君は誤解されやすいタイプだから特に応援してるねって意味。多分、大体」
「ふーん、そうなのか。最初からそういえばいいのにお前って面倒なヤツだな」
「そうかな…?」
「ただクラスの友達の応援に見に来てるだけか」
「試合の時友達が見にきてくれたら確かに嬉しいかも」
「翔陽と相対するとムツゴロウさんみたいになっちゃうのよね」
「動物扱い…」
「あー。マネージャー的活動はやれないけど、拾う人いない時は球拾いするよ」
「危ないだろ」
「逆にそれ以外は何も役に立たないよ」
「コートいる時に狙っていい?」
「いいわけないじゃん帰宅部ナメてるの?絶対やるなよ?フリじゃないからな?」
「オッケー」
「満面の笑み怖ぁ。イキイキしてるね」
「ふー、ただいま戻りましたーっ」
「お帰り翔陽。ハイ、ハンカチ」
「サンキュ。影山ァ練習すっぞ!」
「あぁ」
「えーと、男女でハンカチ貸し合うのってアレじゃない?」
「彼らはそういうのは深く考えないんでしょ」