06.一緒にお出かけwith日向影山
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設定主人公: 宇内さん
性別:女
クラス:県立烏野高等学校 1年1組
好物:鶏肉の炭火焼き
最近の悩み事:宮城王国ではカード決済がだいたい使えないこと。さらに登校前と下校後、土日いずれも銀行が空いてないこと。
「小さな巨人」の親戚。運動は苦手。
特技は世話焼き、対年上の振る舞い、念動力の三つ。
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ボーリング結果
「飛雄堕ちる」
「飛雄どんまい」
「ぐぬぅ……」
スコアは私、翔陽、影山君の順となった。
彼の名誉のために順位だけの公表にとどめ、とりあえず詳細は伏せておく。
原因はなんてことはない。
二投目以降は私みたいに回転かけようとして失敗していたのが敗因だ。その点、翔陽はただまっすぐ投げていた。
よってこの結果に帰結するのはある種道理である。
ポテンシャルとボール運びのセンスはいいのに向上心が足を引っ張る自体に。
一旦休憩のため、飲み物買って休憩なう。
「っつーか、お前らさっきから名前連呼しすぎじゃねーか?」
「ターン表示の度に無駄に呼んでみた」
「乗っかってみた」
「家族以外だと、及川さんしか呼ばないから違和感あるな……」
「オイカワさん?」
「大王サマかー」
「だあれ?翔陽も知ってる人なんだ」
「影山の中学時の仲悪い先輩」
「話の流れから仲良い先輩かと思ってた。悪いのね」
「性格は月島系で…そうだなあ…おれはスガさんみたいな面倒見の良さもあると思う」
「それはない」
「ふーん。アレか。ひねた負けず嫌いだけど、影山君以外の人には害がないヒトなんだねー」
「そうそう、そんな感じ」
「及川さんはもういい、ニガテ」
「打倒ッ!青城!」
「なるほどぉ。大体関係図が見えてきた」
休憩はこんなところかな。
紙カップのゴミを捨てる。
「なあ、もう一回ボーリングやらないか?」
「いやいや。また、今度来よう。いや、行かないで!待って。翔陽止めて」
「影山サン、次行きますヨ……やばい力負けするぅ」
「んぐぅ」
翔陽に抑えて貰ったのに強硬突破し始めるので、二人がかりになった。凄まじい負けず嫌いか。
説得するコマンド発動。
「回転距離がピンに当たりそうなところまで伸びてるし、次来る時には当てられるって」
「次いつ行くんだ。明日か」
「園児みたいな事言い出した」
「一旦他のことに目を向けさせよっか」
「面白いの他にもあるから。色々楽しむのが今日の目的だぞ影山!」
「む……」
ボーリング場から離れがたい風の影山君の体を回れ右させて背中を押す。
多少唸って抵抗されたがやっと進み始めた。