24. 本戦出場
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設定主人公: 宇内さん
性別:女
クラス:県立烏野高等学校 1年1組
好物:鶏肉の炭火焼き
最近の悩み事:宮城王国ではカード決済がだいたい使えないこと。さらに登校前と下校後、土日いずれも銀行が空いてないこと。
「小さな巨人」の親戚。運動は苦手。
特技は世話焼き、対年上の振る舞い、念動力の三つ。
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「俺前から思ってたけど年齢詐欺は東峰より澤村だと思うんだよね…高校生に見えねえ」
「主将、大人してますよね……」
ニコニコしながら皆に肉まんを奢る主将の顔。
対してグウタラ据置ゲーム機してる天満と、へべれけの明光、夜更かしのせいで虚空を見たまま動かない(おそらくアレは寝てた)店番中の烏養コーチが頭をよぎった。
アイツらの方が大人だぜ信じられるか…?
「あ、でもこの前バスケ部主将さんと昼ご飯争奪戦になった時に……」
「え?」
「勢い余って非常ベル鳴らして先生に怒られてましたよ」
「なんだソレ。なんか安心」
澤村さん、本人悪くないのに謎に運悪いタイプだからなあ……。
「昨日私が聞いたのだと、自転車を押して歩いていたらタイヤが田んぼにハマって、引き揚げようとしたら足も田んぼにズッポリハマって、力任せに足引き抜いたら靴だけ脱げて沈んじゃって……暗くて見つかんなかったから片足靴下で帰ったみたい」
「うわぁ」
「切ないね……」
カツラ事件、タヌキ事件と合わせても非常に運の悪い人だ……。
それはさておき。
「……結構今日、速攻決まるなぁ……」
「頑張れーっ、押せえー!!」
言い方は悪いけれど頭動いてるのか?ってくらい反射神経で動いている。月島君じゃないけど、翔陽vs翔陽みたいな試合。しかも役割が「あって」「ない」。
「セッターじゃない人がトスあげてっセッターの人が打ってっ…!?ゴチャゴチャ!すごい!」
「あー、日頃からやってんだろうな、ああいう事……」
「飛雄は滅多にスパイカーをしないものね。烏野にアレは無理」
「結果的に相手ブロックを惑わしてるワケだけど…それより『打ちたくなったから打つ』っていう自由度がすげえわ。自由を可能にするメンタルも技術もな」
「ううーん……まさにインハイ動画と一緒…」
「あれ?渡したっけ??」
「大会動画配信されてましたよ。あとノーカット版も烏養元監督経由で……」
「うへぇー自主的に相手チーム研究してるなんてえらー……に、しても烏養カントク…」
今日来てないよな?とキョロキョロ。
この人も大概トラウマよね。