05.青葉城西練習試合編(嘘)
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設定主人公: 宇内さん
性別:女
クラス:県立烏野高等学校 1年1組
好物:鶏肉の炭火焼き
最近の悩み事:宮城王国ではカード決済がだいたい使えないこと。さらに登校前と下校後、土日いずれも銀行が空いてないこと。
「小さな巨人」の親戚。運動は苦手。
特技は世話焼き、対年上の振る舞い、念動力の三つ。
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失敗のフォロー
「UFO研究会のOGに本物が居たんだ……」
「在学中にUFOは会えませんでした」
突貫工事で作ってきた設定に肉付けをして話すことにした。一応辻褄があうようには作ってきたつもりなのだが超能力云々はマジでアドリブするしか無かった。
バーベキューのときもそうだけど、能力が急に強くなったからって最近ガード緩すぎ?コミュ障反省か。
青葉城西を卒業した19歳の女。元UFO研。
webに顔写真が流れている卒業生。化粧したら結構そっくりになった人が設定元だ。
本当に後日この人が母校に訪れてこの人と遭わないこと超祈る。
いかにも卒業生を装ってあの先生いるかとか適当な感じでダラっと喋ることに成功した。コールリーディングなんとかなった。
今回きた目的ィ?近くに用事があったついでに立ち寄ってみたとそんなんでよくない?いやもうコレで押し切る。
ちなみにメガネケースは二人の上をクルクル回ってマジでUFOみたいになった。ヤケクソである。
試合の声が聞こえたから懐かしくてのぞいちゃった、ここまでは理由として上々。
反対にこちらの男子は、バレー部のヒトっぽい感じ。聞いたわけじゃないし予想だけど。
ただ、もうこの人がいる前では烏野には合流できなくなった。しょーがないね。そのまま帰ろう。
「烏野サンは少々波に乗っている雰囲気ですので、後輩はこちら側に持っていって欲しいですねぇ。
さて、4、5、6番をつついたら調子を崩せるかしら」
主に4番、日向翔陽氏が分かりやすくヒャッハーしてる。あいつあれだけ昨日心配かけておきながらゲンキンなやつだ。可愛げ100パーセントか。もーニヤニヤするわ。月島君は凄いウザそうにしてる。それもウケる。
「え、ああ。はい」
男子も体育館を覗くと、ちょっと苦いものを食べたような表情になった。
烏野の…ちょうどサーブが回った影山君に視線を向けた。あ。しまった、先輩とはいえプレイヤーでもなんでもないのに上から目線発言か。
ボロが出る前にズラかろう。
さっき驚いた時に髪の毛のセットがズレたのでそろそろ直すか外すかしようかな。じゃあな。
「今日私にあったことは在校生にもせんせーにも秘密でお願いします。もちろん『見た』ことも」
整合性大事。
いやほんとマスクつけてきて良かった。
一目でも元気そうな翔陽が見れたという収穫だけ持って帰ろう。