24. 本戦出場
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設定主人公: 宇内さん
性別:女
クラス:県立烏野高等学校 1年1組
好物:鶏肉の炭火焼き
最近の悩み事:宮城王国ではカード決済がだいたい使えないこと。さらに登校前と下校後、土日いずれも銀行が空いてないこと。
「小さな巨人」の親戚。運動は苦手。
特技は世話焼き、対年上の振る舞い、念動力の三つ。
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「メガネちゅわーん!!今度こそ番号教えてねーっ!!」
朝は眠い。日差しが眩しい。
騒がしい声がしていたがそちらには視線を向けず、空をぼおーっと見る。
肩を叩かれた。
「何」
「あれやったの君?」
「……?」
月島君が指す方向を見ると、なんかノヤリュウコンビが空中で止まっていた。
いつも同様戦う前に条善寺に前哨戦…もとい、カラもうとしたら、美人女マネに間に入られたようだ。
!?浮いてる……。
「……」
ぶんぶんと首と手を振って違いますアピール。
見てなかったし。私ではないですよ!!
案の定訝しむ目を向けてきた。
「それ以外ありえないでしょ」
「イヤイヤ、嘘じゃないよ……ほんとだって」
「ふむふむ。遂に田中さんと西谷さんがイロイロな煩悩から解脱し……美雪に……至った!!」
「何言ってんの山口君?」
「……つーか、サッサと戻しなよ」
「違うと言うに……」
なんというか、彼ら常識を超えるから。こういう事もあるのだろう。きっと。
浮いてる二人は翔陽がごめんなさいして回収してった。
あくびをして、目をこするとさらに視界がまぶしい。
ここにいるのは条善寺だけではない。
周りを見渡すと、見知った顔もチラホラ。
……そう。ついに、春高バレー、宮城県大会の始まりだ。
キョロっと見渡すといつも通り翔陽と飛雄は仲良く喧嘩していた。
「全部倒ーす!!!」
そのうちずどどどど!と、先に走っても何も役に立てねえ二人組は去っていった。
「テンション高いなー」
「お陰で冷静になるわー」
三年生、主導者たちは諦めムードで彼らのお見送りをしていた………。
そうだよねー行き先はどこをどう行こうが体育館だし、後で回収すればいいのかー。
「おーい、保護者ー。迷子になる前に追いかけないとトイレでミイラになるかもよー?」
「え、ええー……まさかー。」
翔陽さんならありえるか?いかん月島君の冗談もあながち遠からず…?
「それは大変だ!」
谷地さんも焦り出した。
「追いかけなきゃ」
「そうしよう」