23.本選までの箸休め
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設定主人公: 宇内さん
性別:女
クラス:県立烏野高等学校 1年1組
好物:鶏肉の炭火焼き
最近の悩み事:宮城王国ではカード決済がだいたい使えないこと。さらに登校前と下校後、土日いずれも銀行が空いてないこと。
「小さな巨人」の親戚。運動は苦手。
特技は世話焼き、対年上の振る舞い、念動力の三つ。
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合宿ではエッグベネディクトは出ませんでした。
それはともかく、私はとある人とビミョーな関係だった事を覚えておられるだろうか。
「もう足は大丈夫?」
「あ、はい…ありがとうございます。元どおりです」
「俺さー中学の時よく捻って、整体通いしてた!脚って大事だよね」
「そうなんですか?意外です」
「おー!でもお陰で今は柔軟超得意よ」
「インナースパイクも木兎さんの練習の賜物ですね」
「そーなのよー」
ぐいっと手を振り下ろして得意技の実演。パチパチ。
すると首が落ちるパントマイムもサービスで披露してくれた。
ホントに色々柔らかいなー。怖いけど。
「ラインメッセージの連投やつ、ごめんね」
「アッハイちょっとびっくりしちゃいましたけど、大丈夫ですよ」
「あれの後もみんなにうるせえってめっちゃ怒られた」
「あはは」
「うるさかったら言ってね、マジで。気をつけるからさ」
「はーい」
東北強豪チーム主将…某お方に相談したところ、オンステージ状態はまずいから発言力強そうな他校主将も招待しろと助言頂き、黒尾さんと小鹿野さん、強羅さん、嫌がってたけど澤村さんを投入した。すると劇的にツッコミ人口が得たためマシになった。ありがとう大王様。
申し訳ないが木兎さんはフルボッコにされたため、すっかり大人しくなったのだった。
そして明光の件で私も自分の振る舞いをちょっと反省し、個別ラインで既読スルー謝り、ある程度良好な先輩後輩関係となったのだ。
グループ名も「美雪ちゃんも一緒」(雪さん命名)→「主将たちの狂宴」(黒尾さん命名)になった。
ちょっと厨二病風。それはさておき。
「今日晩も終わった後、月島君と翔陽誘うんです?」
「おー!!俺の弟子たちな!」
「んー、木兎さんとずっと占有とはこれまた贅沢ですねー」
「贅沢?そーかなー……?あの二人さ。いつも何するかわかんないのがおもしれーの。何なら俺も面白い奴とさ、思いっきり一日中好きなことしてるっていう超贅沢してるかんね!」
「なるほどー。カッコイイ!よ、大エース!」
「ははは、もっと言ってくれたまえよ……俺は褒められると伸びるタイプなのだよ」
「それは知ってます」
こういうトコ歳上なのに、可愛げがあるんだよなー。勉強になりますわ。
「じゃ、休憩終わるし体育館戻るね」
「はい。ではまた夜練で」
バイバイと手を振ってお見送り。
そういえば、宿舎のゴミをまとめる途中だった。清掃清掃ー。
ペットボトルとか大量に溜まりがちだから大きな袋いっぱい用意しないとだね。
総勢80人以上、流石に能力を駆使しても重労働だ。