05.青葉城西練習試合編(嘘)
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設定主人公: 宇内さん
性別:女
クラス:県立烏野高等学校 1年1組
好物:鶏肉の炭火焼き
最近の悩み事:宮城王国ではカード決済がだいたい使えないこと。さらに登校前と下校後、土日いずれも銀行が空いてないこと。
「小さな巨人」の親戚。運動は苦手。
特技は世話焼き、対年上の振る舞い、念動力の三つ。
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密かに応援しているよ! @青葉城西
他校へ忍び込むってあれよね、隠密みたいでワクワクするね。
ちなみに今日のテーマは〈OGが放課後の時間に現役生の応援に来た〉風だ。
体格、髪の長さ、雰囲気がどう見ても運動部風には見えないのでこうなった。原付を置いたあと、来客用トイレでヘアセット&化粧してブランド服着てきた(フォク◯ーとかいうやつ)。最後にマスクつけて完了。
なんということでしょう。ついこの前中坊だった子供が見事なOL風に早変わり。
あとは自然に体育館から出てくる烏野生に合流して、翔陽に声かけられたらミッション完。
翔陽まだビビってるかなーはははー。
ヒョコっと床の下の方にある刑務所っぽい窓を覗く。
「フムフムいたいた」
あれ。意外にも翔陽は元気一杯に走り回って飛んだり跳ねたりしていた。昨日の感じだとてっきり萎縮していると思ったけど。
鞄からメガネを出して点差を確認する。
「1セット取られてる。まあ超格上って聞いてたししょーがないか」
不思議と烏野側は割と皆が笑顔で和やかなムードに見える。なんでだろ、あとで囲み取材風に聞こうかな。
いつまでもここで覗くのは不自然なので、どうしたものかと思案する。
「わ!!」
「っわああ!!」
「うわ!ビックリしたァ!!」
試合見ていたら、耳元で大きい声がしたので体ごと跳ねる。
声をかけた人もびっくりしていた。
なんだよ!!そんな友達に対するドッキリみたいな事ヤメロよ!!!こういう事されると超能力で何かぶつけるところだったじゃん!!
……あ゛!!
「遅かった……デスね」
「えっ、え……何これ何これ何これ!!!!」
自分のメガネケースが飛び出していて、声をかけた男のひたいでピタリと止まっていた。
人生一番の大ピンチやん。
えっ殴ったら人って記憶失わせられるんだっけ。
ねえドラえもん、タイムマシンもってる?