こんちは！宇内です。
突然ですが、大阪府東大阪市にいます。
次は冬の合宿と言われたけど、もっと早かった。


しかしこちらに行くために、烏野の春高予選1日目が最悪見れないリスクがあるのだ…！
ソレを伝えた時の山口君の冷たい視線、今思い出しても背筋が凍るようだ。なる早で帰るの頑張るから許して。

雲雀田さんは相変わらずお忙しく全国飛び回っているようで、常に人手を求められるという感じです。
わざわざ宮城から学生を召喚するくらいだからよほど火急の要件なんだなーと思ったところです。

あのMSBYの選手と合同で高校生達が練習するらしいです。前回とほぼメンバー変わらずですが、トップクラスとの交流にフワフワした雰囲気が漂ってます。

「私は前回同様、試合のお手伝いですよね」
「うん、よろしく」

……ふう。
ところで、一般的な『マネジメント』と日本の部活動で言われる『マネージャー』ほどかけ離れた存在はないだろう。
例えば芸能人のマネージャーの仕事は、スケジュール管理したり仕事を取ってきたり、その人物を広告塔にした経営管理という感じだ。
世界でもスポーツ選手のマネージャーは、営業してスポンサーを集めたり、チームのプロモ動画やグッズ企画、マーケティングを行ったりと……資金調達や外との交渉の役割を担う。

一方で学校のマネージャーはざっくり言うと雑用係だ。選手のリソースはできる限り日々の鍛錬に注力してもらうように、選手らの身の回り管理を代行するメンバー。……いや、やっぱりどう取り繕っても雑用や。
なぜこんな言葉の誤用が横行しているんだろうな〜。

しかし谷地さんは翔陽を使ってプロモやったり、資金
調達の企画を考える才能があるので世にも珍しいモノホンのマネージャーかもしれない。すごい。母の教育の賜物か。



……で、私は現在やってる業務内容…ユース候補に対して日本的マネージャー。
仕事内容は前回より更に地味ィな雑用だが……メチャクチャ自分と相性が良いのだ。
ミーティングの議事録打ち込み、テレビ局との打ち合わせに同席して資料配布や問い合わせ一時受け……。

……面倒臭そう？
いやイイんだイイんだ。地味雑用大いに結構、私は楽しいんだ。
そう極め付けのテンション爆上げアイテムがこちら。

「でっ…データバレー…！！！」
「10分だけだよ。キーボードは触らないでね」
「はいっす！！」

イタリア発の全世界バレーアナリスト御用達、年額利用料10万超えの高級統計分析ソフトだ。ヒョエー。
何がすごいって、映像とプレイデータを結び付けられるところ。
例を挙げると、翔陽Aクイック成功、と検索すると翔陽だけ、Aクイックだけ、成功だけ、と条件で抽出されて該当動画が再生できる。
他にもローテ別のセッター分析とか色々あるけど……ご興味あればググってください。
日本の男子バレー&女子バレーが大躍進を遂げているのはデータバレー+iPadを日本が使いこなせるようになったからだと言い切る人もいるくらいだ。わからんでもない。

まあプロ仕様のアナリストソフトなんて一介の高校生には触れる機会がないので感動しながらMSBYの貴重情報を見せてもらっている。良いの！？ねえ良いの！？

もちろん今日の試合内容の打ち込みも諸手を挙げて立候補。正規アナライザー様監修のもと触らせてもらっている次第。
しかしそうは言っても、私は自分用が欲しいとは思わない。費用対効果的に我が校では減価償却ができないのと、私の目指す場所はアナリストではなく医者だからね。


うわー一生の思い出ー。ノート上でグラフ化してた計算式一瞬じゃんー。さすが専用ソフト〜。

この前手書きで計算してた自分に分けてあげたい……。

---
※20200831
ハイキュー世界基準に修正