21.場外バトル
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設定主人公: 宇内さん
性別:女
クラス:県立烏野高等学校 1年1組
好物:鶏肉の炭火焼き
最近の悩み事:宮城王国ではカード決済がだいたい使えないこと。さらに登校前と下校後、土日いずれも銀行が空いてないこと。
「小さな巨人」の親戚。運動は苦手。
特技は世話焼き、対年上の振る舞い、念動力の三つ。
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日向アンド山口が偵察に来ているようです。
「あ、来た!!」
「ホントだ……って大王様も居るぅ!?」
日向はバス停で降車する友人を発見した。
とりあえずスポーツ用品店に行くことだけ知っていたので、あらかじめ包囲網を敷いていたのだ。予定通り、美雪がやって来たので交通費が無駄にならなかった事にホッとする。
どうやらそこそこ盛り上がっているようだ。聞き耳を立ててみる。
「すまん、恋愛相談はやっぱり俺たちには向いていないようだ……」
「大丈夫です、ありがとうです。付かず離れず適切な距離を保ち続けたら…時間と共に落ち着くかと思うんで!」
「そーそ!難しい事ないよ!どーせ高校生の晴れた惚れたなんて麻疹みたいなモンだよ!!ちなみにオトナな及川さんは相性と将来性と子どもの事まで考えてますよ!」
「要は、価値観・年収・顔っすね、婚活市場なめんなよです」
「及川、そんな女性は……お前が選ぶ側ではない」
「二人ともひっど」
3人の会話を総合するとこうか。恋愛相談だった。
「……こ、恋バナ……?木兎さんのやつかな」
「あー、そうかも。大変そうだよね」
「………おれ、悩み相談いつでもしてっていつも言ってるのに、なんで牛島さんと及川さんにはするんだチキショウ」
「……こういう系の相談って友人には難しいんじゃない?(コイツに恋愛相談は気が違えてるとしか思えないのもあるけど)」
「くそーやっぱ頼り甲斐無いのか…。来年はぜってえ美雪の身長こえる……!」
「頑張れ。……えっと、じゃ見つけたってことで、取り敢えず待機組に連絡だな」
「ヤキトリしてるかな」
「……やきもき、ね。日向は難しい言葉を無理に使わない方が良いよウン」
「ヘーイ」