21.場外バトル
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設定主人公: 宇内さん
性別:女
クラス:県立烏野高等学校 1年1組
好物:鶏肉の炭火焼き
最近の悩み事:宮城王国ではカード決済がだいたい使えないこと。さらに登校前と下校後、土日いずれも銀行が空いてないこと。
「小さな巨人」の親戚。運動は苦手。
特技は世話焼き、対年上の振る舞い、念動力の三つ。
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海パンの会
足の痛みもかなり良くなり、走らなければ支障は無い。当日、谷地さん家にほど近い駅ターミナル近く。私はとある人と待ち合わせしています。
あ、あの巨木は間違いない。あの人だ。
……二人??
「今日は本当に忙しい。帰ってくれ」
「はぁ?はぁーー??はああーん??誰が帰るかバーカバーカ!!」
「げ……この声は…」
イヤな予感がするが帰るわけにもいかない。
彼らは走ったまま近付いてきた。
手を振ってお知らせすると振り返してくれた。二人とも。
「………牛島さん!えっと……」
そちらの方は、と視線で伝えるとため息をついた。
「や!!美雪ちゃんだったんだね♪ウシワカちゃん〜コンチクショウ☆」
「なんなんだ及川………すまん。途中で会ったんだ。これから女性と会うから、お前の相手はできないと伝えて走って来たが……撒けなかった」
「お疲れ様です。多分伝え方を間違えたと思います」
牛島さんとやって来たのは及川さんだった。
しっかし牛島さんがここまで鬱陶しそうな顔してるの初めてみたなあ。
とりあえずバス乗り場へ行くと、普通にシレッとツレ感出してきた。
「やっぱ来るのかこの人……」
「フーンだ。美雪ちゃんまた浮気〜??」
「まだそれ引っ張るんすか……っつーか及川さんが言うんです?それ」
「なんで来たんだ」
「もー俺もフリーだし!!自分がフられたのに、ウシワカが女子と戯れるとかスッゲエ死んでくれって思うから、朝練中だけど抜け出して邪魔しにきたよ☆」
「理由がクソすぎる……主将がこの時期に堂々とサボんなよ……。あと、この前頑張ったのに結局別れちゃったんスね」
「………うん、まあね……っと、岩ちゃんから着信………電源消そ」
「な……帰った方が良いと思いますよ。本当に………」
「ハッ!!どこまでもネチネチ追ってやんよ!!」
「はぁー……」
「ところでこれどういう集まりなの?」
「「水着」」
「なんだって???」
「俺の水着を選んでくれるそうだ」
「来週シュノーケリング行くんですって。私は選ぶのをお手伝いするために来ました」
「………はぁ???意味わかんない。超着いて行くわ」
「「帰れ」」