20.天翔けるカラス
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設定主人公: 宇内さん
性別:女
クラス:県立烏野高等学校 1年1組
好物:鶏肉の炭火焼き
最近の悩み事:宮城王国ではカード決済がだいたい使えないこと。さらに登校前と下校後、土日いずれも銀行が空いてないこと。
「小さな巨人」の親戚。運動は苦手。
特技は世話焼き、対年上の振る舞い、念動力の三つ。
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ちなみにだが翔陽にトラウマを話したお陰か若干の能力向上したらしく、集中をしなくてもある程度早く正確に操作ができるようになった気がする。
その効果がこちらだ。
「「おおおおーーー」」
トスあげた私も、撃ち込んだ翔陽も目を丸くして驚いた顔をした。
マジか、速攻できたな。ドンピシャな変人速攻(偽)。
私にはもちろん飛雄のような技能はないので、翔陽の方向への補正は行なった。しかし、あまり細かな計算をせず指定場所に飛んだのはスゴイ。
発動が速くなってる。
様子は飛雄に見られ、ツカツカとこちらに来たかと思えば肩をグワングワンされた。キラッキラの目で。
「どーしたんですか美雪さん、俺の練習にも付き合ってくださいお願いしますコラァ。手始めにジャンプトス練習しませんかコラァ」
「なんで田中さん口調!?酔う!help!!翔陽!」
「今おれのです〜〜美雪取るなよ、影山!!」
「おめーヒョロヒョロスパイクばっかじゃねーか、日向はもうそこで跳ねてろ!!」
「ヒドイ!!」
「飛雄は後で練習付き合うよ……それより今は君らは二人で練習すると良いと思いますよ」
「あ……ウス」
「そーだな、そーしよ」
私はボールを指差し当初の目的の方へ持っていった。
新しい速攻さ……あんな曲芸染みた攻撃を試合中の主砲にするつもりなんだよね?マジキチの域だな……。
ちなみに翔陽と新しい速攻の方の再現はやめた。見て聴くと分かったけど、私がやれても意味ないしな……。
翔陽飛雄から離れると、今度は菅原さんに捕まった。
「グエー」
「オーイ、ココにも天才1年セッターもう一人居るぞー」
「目!!目が怖い!!」
「スガはもう尚更立場なくなるな〜」
「ハァーン!旭ナンダトゥ!?紐とるぞオラ!!」
「ヤメて!!……おわ、」
「獲ったどー、……あっ」
「脱出!!」
旭さんのヘッドバンドを対価に菅原さんからの脱出成功!テテーン!!
バラァ……ヘッドバンドで留めてた髪が落ちてきた。
「ヒイッ!?落ち武者ァ!?!?」
「やっちゃんそれは傷つくわぁ……」
「ふ、ふふ……東峰の人相がより悪く……!」
「がーん……清水もヒドイ……ねえ、美雪ちゃん、もう俺さ…整形するしか道ないのかな……」
「あ、します??お店探し手伝いますよ、私もそれ考えてて」
「まじで?今で十分カワイイと思うよ」
「旭さんに言われると照れますねー」
「え?………ちょちょちょー!?!?俺も!美雪ちゃんはそのままがいいよ!?」
「休み明けとかに東峰や美雪ちゃんの顔が変わったらさすがに受け止められるか自信ないかも……」
「「ですよねー」」
整形計画はたち消えた。