16.いざ行かんTokyo!!
お名前変換
設定主人公: 宇内さん
性別:女
クラス:県立烏野高等学校 1年1組
好物:鶏肉の炭火焼き
最近の悩み事:宮城王国ではカード決済がだいたい使えないこと。さらに登校前と下校後、土日いずれも銀行が空いてないこと。
「小さな巨人」の親戚。運動は苦手。
特技は世話焼き、対年上の振る舞い、念動力の三つ。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
車が右折していたせいで、ドアに軽く頭をぶつけた。
「ん」
むくっと起きると、駐車中だった。
「おはよ、今起こそうとしてたトコ。着いたよ」
「あきて……アッキーさんおはよーです」
「………うん。翔陽君起こしてあげて、守衛さんに車両申請してくる」
「はあい」
明光は駐車券とパスケース持っていったん車を離れた。
「しょーよー!!」
「む、ん……ううん……ダイオウイカが……影山カイザーってナニ……??」
「起きろ!!」
「わ!!………あっ美雪か」
翔陽は欠伸をして起きた。
ここが東京随一の強豪校「梟谷学園」かあ。
時刻は8時過ぎ、意外と体調も良好。
「ふわああー!!」
車から出て伸びすると肩が鳴った。
「プッ、間抜けヅラ……」
うわ聞き覚えある声
ギギギと振り返ると月島氏がニヤニヤ笑っていた。
彼は、我らが乗ってきた車のナンバーを確認して頷いた。そして、そのまま走り去っていった。
「それで終わりかーー!!」
「お迎えに来てくれたわけじゃないの!?」
「そうだよ!翔陽引き取って!!」
「…………」
私らの全力のツッコミも盛大にスルーされてしまった。なんなのだ、あやつは。
ツッキーが去るとアッキーが戻ってきた。
「ここ来客用の駐車場じゃなくて職員用なんだって!別の場所移動するから、君たちは行っておいで」
「そーなんですか?分かりました、とりあえず体育館行きます!!」
「翔陽君、携帯が後部座席に転がってたよ、はい」
「あ、ありがとです!じゃ行こうか」
「私も駐車場いっ……」
「ゴーゴー!!」
だめだいつもの押せ押せ翔陽サンだ。
諦めて月島君が消えた方向へ進むことにした。
「アッキーさーん!!ありがとうございましたー!!」
「ッしたー!!」
「はーい、頑張ってね〜」