16.いざ行かんTokyo!!
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設定主人公: 宇内さん
性別:女
クラス:県立烏野高等学校 1年1組
好物:鶏肉の炭火焼き
最近の悩み事:宮城王国ではカード決済がだいたい使えないこと。さらに登校前と下校後、土日いずれも銀行が空いてないこと。
「小さな巨人」の親戚。運動は苦手。
特技は世話焼き、対年上の振る舞い、念動力の三つ。
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車内であったかいポタージュを飲んでホワホワする。
「ただいま」
翔陽を探しに行った明光が戻ってきた。
食い物持ってるけど。
「焼きおにぎり買ってる」
「あの軽食自販機が懐かしくてつい」
「わかる」
「トイレ誰も居なかった。翔陽君どこ行ったんだろ?」
「電話……は、車内だもんね」
「探しますか」
「ほあい」
「一応戻った時のために鍵開けとくか」
「良いの?」
「こんなボロ、車上荒らしする奴いないよ」
彼は焼きおにぎりを携え、
私はほかほか缶を握りながら迷子を探しに向かった。
「あ、試食コーナー充実してる!」
「えびせんうまそ」
「なんか梟谷へご挨拶用に買って行こうかな」
「美雪ちゃんってそういうとこ大人っぽいね…」
「へへ…一緒に選びましょ」
「うん」
お土産を買った後翔陽探しを再開した。
お互いに携帯は持ってるので、二手にわかれ私はトイレとか道路情報の掲示板付近を探す。
男子トイレはさっき見たって言ってたし、道路情報を眺めながら通り過ぎる人などを観察した。
「ベンチに寝てる方はなんなんだ…」
車で寝りゃいいのに、危険ではないかい。
すると寝てる人がムクッと起きて目を瞬かせた。
「あ゛?一人ビアガーデンした後オープンテラスで寝るんが主義なんだァ」
「良いご趣味ですねぇ……ところでオレンジ頭した……私と同じくらいの身長の男子見ませんでした?友達なんですけど」
「んんー……ん?オレンジ髪?……あー、寝てたからわかんねーわ!ゴメン!!」
「あーそりゃそうですね、ありがとーでーす。おやすみなさい」
「おう、おやすみ」
SA付近は明るいとはいえ昼ほど視認性は高くない。
誕生日プレゼントミスったな。首から下げる反射板とかあげれば良かった。
一旦車に戻ると、助手席で寝ている翔陽が居た。
おーまーえーなー!!戻ったら着履歴から連絡しなされ。