16.いざ行かんTokyo!!
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設定主人公: 宇内さん
性別:女
クラス:県立烏野高等学校 1年1組
好物:鶏肉の炭火焼き
最近の悩み事:宮城王国ではカード決済がだいたい使えないこと。さらに登校前と下校後、土日いずれも銀行が空いてないこと。
「小さな巨人」の親戚。運動は苦手。
特技は世話焼き、対年上の振る舞い、念動力の三つ。
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「夜食ドライブスルーで行くよ?一応急いでるみたいだし」
「「賛成!!」」
Mcのつくナルドへ着いた。
「美雪ちゃん何する?」
「えーと…チキンで、飲み物はコーラ!」
「おっけー」
明光がぱぱっと注文して、そのまま奢ってくれた。
翔陽と二人でお礼した。
ここの優待券は……最近翔陽や山口君と使いまくってるから思ったより在庫ない。有難や。
袋を受け取ると、車内にいい香りが広がった。
「美雪ちゃん食べさせて」
「えっ!!」
「?良いですよ。何から行きます?」
翔陽のエッグチーズバーガーセットを助手席に送り、明光セット(バーガー3個も買ってる)をゴソゴソした。
「フィレオフィッシュ」
「はいはい。アッキーさん、後ろからシツレーしまーす。あーん」
「あーん」
あだ名&敬語で呼ぶのが新鮮すぎて、そのままカップルムーブするノリですね。
二人羽織形式で明光へバーガーを送った。
初めてしたけどミラーがあるお陰でこぼさずできた。
「ポテト」
「はーい」
「あ!」
「へいへい餌付けみたいっすね」
「はつぃ!…もいっぽんくらはい」
「ほい」
ムシャムシャと減っていった。
なるほど、こうやると脇見もせず、両ハンドル持ったまま運転手も食えるのね。
「あ、あの!おれ……おれそれやります!!【助手】席なので!!」
「申し出は嬉しい。だが翔陽君…下に零しまくってますヨ」
「……あ!!すみません!!」
「良いけど出るとき外に払ってね」
「あー…ズボンべしゃーだね。よそ見しちゃダメだよ、はいおしぼり」
「うん………ありがと」
翔陽やっぱ遅刻で気落ちしているのかな。
車乗ってから明るく振舞っているように見えたけど、あれカラ元気か。
「翔陽にもやったげよっか?」
「え!!いいよ、もうこぼさないし!」
「いや、やりたい。食べさせるの面白くなってきた」
「……そ、そーなの?じゃあお願い」
「はーいはい」
「あー!」
「あー……あっ一気に行っちゃダメだよ小口で!」
「美雪サン注文多いな〜」
「こぼすって!」
「おーいこっちもたのみまーす」
「あ。ごめん、次何?」
「一番高いやつ」
「はーい」
「次飲み物!」
「へいおまち」
「ポテトくーださーい」
「ほいよ」
「2、3本一気に頂戴よ」
「へいへい」
明光と翔陽に代わる代わる餌をあげる感じになった。
新鮮で、かつとても面白体験だったのだが……。
「自分のが冷めたんですけどー!!!」
「あっはっは、オチ見えてた!」
「へへ、ごちそーさまーです!!」
「……どういたしやして」
(地雷解除ができるようになったのは、実は及川さんのお陰らしい。)