15.試験勉強後半戦
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設定主人公: 宇内さん
性別:女
クラス:県立烏野高等学校 1年1組
好物:鶏肉の炭火焼き
最近の悩み事:宮城王国ではカード決済がだいたい使えないこと。さらに登校前と下校後、土日いずれも銀行が空いてないこと。
「小さな巨人」の親戚。運動は苦手。
特技は世話焼き、対年上の振る舞い、念動力の三つ。
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「……ま、そんなところ」
「……そーゆー真相だったのね」
「そうだよ。あのあの、危ないからモノ投げるのやめて……」
「おっもしろーい」
「山口君、君に言ってるんだぜ……」
文房具投げてくるので空中で留めて、元の場所へ返す。また投げられる、そんなワケわかんない作業をさせられた。
「なんか良い方法ないかな。完全に使えなくなるヤツとか」
「うーん…例えば月島君みたいにメガネかけたら、こう弱まるとか無いのでしょーか」
「そう?考えたことも無かった。かけてみるね」
青城の時、掛けてたけどどうだったかなー。
鞄からメガネを取り出してかけてみる。
すると、よく見えるようになった(当たり前)
お返しに山口君のアホ毛をダンスさせてみる。
谷地さんにはウケてた。
「こっちの方むしろ調子いいかも」
「あらまあ」
「細部まで分かるから、小さいモノも動かせるようになるのかね」
「宇内さんが見える範囲は動かせるっていうのが肝かな」
「じゃ乱視入ったメガネかけるとか??」
「頭痛くなるよ?」
わあわあと谷地さんと山口君が議論する。
「すっごい眠い時、熱がある時、目がぼやーっとするのだけどその時は使えないねえ」
「視力が悪くなったらいいのか」
「目隠し?」
「ツッキーなんかいい案な……ってもう勉強戻ってる!?」
「………」
「よし、じゃあ……益のない話は中断ね。谷地さんコップもポットも洗ってきたからどーぞ。へいお湯」
「いつのまに」
「マネージャーの件だけど、校内練習専用。それでも良いなら入部するよ」
「うーん、それは微妙かなあ」
「だよね」
「清水先輩に事情を説明して、非常勤講師的な感じで参加は?」
「谷地さん……分かったよ。みんなに言ったこれ、そのまま相談してみる……」
やっぱり谷地さんはマネージャー仲間が欲しいのね。
「つーかなんで隠してたの。そのくせコソコソ使ってるみたいだし?」
「……えと、小学生の時ね……コレに気付いたんだけど…」
「うん?」
「どう説明すればいいか分からなかったから、隠れてコソコソ遊んでた感じ……」
「なるほど!」
「子供のときは、隠し事したら怒られると思って言い出せなかったんだよねー……」
「素直な子だったんだねぇ」
「使い方ばかり上手くなって、タイミング失っちゃったし……もう道具と割り切ったよ……」
「なるほど……」
理由くだらないよね…。