14.試験勉強前半戦
お名前変換
設定主人公: 宇内さん
性別:女
クラス:県立烏野高等学校 1年1組
好物:鶏肉の炭火焼き
最近の悩み事:宮城王国ではカード決済がだいたい使えないこと。さらに登校前と下校後、土日いずれも銀行が空いてないこと。
「小さな巨人」の親戚。運動は苦手。
特技は世話焼き、対年上の振る舞い、念動力の三つ。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
(縁下視点)
「日向と影山が睨み合ってる」
「いつものことじゃん」
「いや、影山の顔色が悪いぞ」
「………日向も吐きそうだ。どうしたんだ??」
「あ………」
「?」
「アイシテル………」
「……オエ……、クソ……最悪だ……死にてェ…」
「影山君!!愛してる!!!!」
ドン!!!!
その時、排球部に衝撃走る。
「!?」
日向がこれでもかッ!!ってぐらい目を釣り上げて影山に告白した。
…え、今何起こった?
「っ………愛!!してる!!!!」
「!?!?」
「……ヒィイイイ!!痒い痒い痒い!!!」
倍ドン!!なんと影山も同様にレスポンスした。
しかし相思相愛にしては日向は鳥肌たてて体を掻きむしっているし、影山は今にも膝から崩れ落ちそうな感じだった。
「なにどういうこと!!!部内恋愛!?!?」
「お、おめ……でとう…??」
どう受け止めたらいいか分からないが三年生たち、拍手で祝福。
続けて二年にも拍手は伝染した。とりあえず俺もノっといた。
「「違います!!!!」」
グワッと新生カップルに怒られた。
なんだこれ?どういうこと??
「テッテレー↑」
すると「ドッキリ成功!!」と書かれたA4ホワイトボードを持った美雪ちゃんが、月島と山口と一緒に体育館倉庫から出てきた。
3人とも肩を震わせて大爆笑していた。
「最高」
「いい仕事でしょ」
「ウン。いい加減おバカ王様にウンザリしてたし。これはナイス」
「君も堪え性ない感じなのに、結構真面目に飛雄の勉強やってて偉いよ」
「堪え性ないは余計」
「共に正答率二割のおバカたちへの制裁は終わり、次は簡単に点数上げようだなんて思わないように」
「ウグゥ」
「キャプテン……今日はもう帰りたいです……帰って勉強します……」
「日向が精神崩壊起こしてるぞ!!」
「AED!!!」
「なんだ罰ゲームか」
「えげつねえ…」
西谷と田中が拍手をやめた。
おぉそれはいい考えだな、密かに思った。
「今日紅白試合すっぞー!!……あん?なんだこの屍は」
烏養コーチがタバコ休憩から戻ってきた時には撃沈した兵士が二名出入り口で息絶えていたという。
「あれだけ嫌な罰ゲーム付けたからさすがに真剣に取り組んだと思うけど……うん?本格的に試験ヤバい感じがしてきたぞ??」
「美雪ちゃん?」
「あ、すみません。ボールですね。空気入れ終わったんで今持ってきますね」
「よろしくー??」