13.戦うカラスたち
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設定主人公: 宇内さん
性別:女
クラス:県立烏野高等学校 1年1組
好物:鶏肉の炭火焼き
最近の悩み事:宮城王国ではカード決済がだいたい使えないこと。さらに登校前と下校後、土日いずれも銀行が空いてないこと。
「小さな巨人」の親戚。運動は苦手。
特技は世話焼き、対年上の振る舞い、念動力の三つ。
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「ただいま戻りましたー」
「あっ美雪戻ってきた!!大丈夫?なんともない??」
「ヘーキ。助けてくれてありがとね」
結構精神的な支えになったよ。
どーなるかと思ったけど、いい友人をもったね私は。
翔陽のクルクルをいなして無事をアピールしておいた。
「そうそう!!丁度美雪が出るくらいに流れ星見たよー」
「へぇー昼にとか珍しいね〜何かお願い事した?」
「速すぎて無理だった!!」
「そっかぁ。残念だねえ」
翔陽が翔陽である限り多分バレないぞこれ。
勝手に幽霊説を筆頭に持論を拡散してくれるし。
さすが烏野が誇る囮の力は伊達じゃないね。
「飛雄も見たの?」
「ああ。俺は来週日曜は風邪引かないよう祈った」
「あーそうだね。ココイチカレーの件は今週行こうね」
君が祈りを捧げるとか意外だな。流れ星本体としてきちんと叶えてやらねばなるまい。
そんなにリベンジしたいのか。
山口君月島君が寄ってきて、毎度お馴染み一年ズが集ってきた。翔陽の“与太話”が気になるようだ。
「流れ星??」
「あ、山口君。さっき流れ星が出たんだってさ」
「また変なこと言ってる」
「えっソレ未確認飛行物体じゃない?」
惜しい、いいセンだ。だが私だ。
「ところで昨日はありがとうね」
「ウン。こっちも楽しかったよ」
「また一緒に遊ぼうね」
二人でキャッキャしながら昨日を思い返す。
「二人で!?」
なぜか他の人たちはグルンと目を剥いた。
「スイーツバイキングも」
「ちょ筒抜けじゃん」
「へへ。だって褒めてくれたじゃん」
「ボーリングも?」
「……それはバッティングセンターになった」
「ぐぬぬウラヤマシイ」
「ポークカレーは」
「カレーは食べたかな」
「……」
「あの船って?」
「船で生音聞きながら立食するやつ」
「…………」
「二人付き合ってるの?ガチなデートじゃない?」
「!!」
「……ええええ!?」
「「ナイナイ」」
二人で否定。あれはデート風の背伸び遊びだから。