13.戦うカラスたち
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設定主人公: 宇内さん
性別:女
クラス:県立烏野高等学校 1年1組
好物:鶏肉の炭火焼き
最近の悩み事:宮城王国ではカード決済がだいたい使えないこと。さらに登校前と下校後、土日いずれも銀行が空いてないこと。
「小さな巨人」の親戚。運動は苦手。
特技は世話焼き、対年上の振る舞い、念動力の三つ。
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魔王オイカワが現れた
ヒナタは3組のホウキとバケツを装備した。(攻撃+2 防御+2)
それを見てカゲヤマは用務員室のサスマタを装備した。(攻撃+15 素早さ-5)
「そっちの方がカッチョいい」
「良いだろ、やんねーぞ」
「他校不良のカチコミだー」
「すげーなドラマみてェ」
「田中(坊主ではない)、デマ拡散やめて!!」
ヒナタ、カゲヤマ走る。
するとニシノヤが近くを通りがかった。
「ちょっちょ、本当に待って収集つかない!あっ西谷さん!助けて!今ウチの校門にカチコミが!二人が停学に!!」
「何ィ!?いの一番に斥候ったァさすが翔陽!!だがな!2回目だろうと俺は怯まねェ!!」
「説明と人選を間違えた!!」
この人元停学者だ!!!
ニシノヤが仲間になった!
ニシノヤは鉢から園芸部のスコップ(小)を拾い、装備した。(攻撃+8 素早さ+2)
ヒナタ、カゲヤマ、ニシノヤは昇降口に到着した。
するとスガワラが現れた!
「コラァ下級生共!長得物持って廊下爆走しないで!!」
「あっスガさん!!コレには深い及川さんが」
「ん??どゆこと?」
焦って言い間違えた。
菅原さんは、西谷さんと飛雄を掴んで止めてくれたので翔陽も自然とステイ状態になった。神。
「及川さんが私をデートに強制送還されるのを阻止しようとして、ええと部活参加のため翔陽が体を張って戦闘を仕掛けようと仲間を集めてました」
「ごめん意味がわからない」
間違いなく言えたけど、私にも分からないです。
「でも俺も参戦しようか?」
「ステーイ」
スガワラは仲間になりたそうにこちらを見ている。
武器は参考書がギッシリ入ったスクールバックだ。(攻撃+20)
「はぁ及川!?ウチのマネを誑かそうったってそうはいかねーぞ。美雪ちゃんは俺が守るッ!!」
スコップを携えキメるノヤさん。
「西谷さん…なんて漢らしい……いやときめいている場合じゃないな。ええぃ私も覚悟を決めました……ちょっと奴とサシで戦ってくるんで、そこで立会人して下さい」
「ん??美雪ちゃんも血気盛ん組?」
「すげーなお前。あれに一人で挑むのか?」
「う、後ろで待機ヨロです」
「刺又要るか?」
「それはいいや、シュールだし」
「美雪!バックアタック欲しかったら合図して!」
「箒を投擲すんのか?スコップも?」
「カバンは?」
「刺又は?」
「静かにしててください!!」
うるさ四重奏を鎮め私はパーティを離脱した。
魔王オイカワは静かに佇んでいる。
「…いる」
「げ、マジだ」
世界の半分なんていらない。みんなが安心して暮らせる学校にしたいだけなんだ!!!