推しの結婚に狂う人々

美奈「二人の結婚を記念してウェディングアルバムを作りたい!」

レイ「今から?」
まこ「衛さんの歌が入るってこと?」
美奈「今すぐ作りたい!スリーライツみたいに派手なプロモーション出して特典映像もつけよう!」
まこ「それいいね!うさぎと2人の撮りおろし映像をたくさん作ってさ」
美奈「ね!フォトアルバムも作ろう!チャペルでの写真の他に夜景とかガーデンとか色々な場所でロケ撮影もして…」
レイ「忙しい衛さんにそんな事お願いできるわけないでしょ」
まこ「2人が新居で楽しく過ごしてるホームビデオみたいな映像だけでも嬉しくない?」
美奈「いいねイイね!あたし撮りに行くわよ!」
まこ「おうちに?」
美奈「最高の絵を撮れる自信があるわ!(←バンキシャの目)」
レイ「アンタが言うと週刊誌みたいになりそうだわ。」
美奈「なによ!レイちゃんのけち!ほんとはそんな事言いつつ結構あの2人の生活に興味あるんじゃないの〜?」
レイ「馬鹿言わないで。2人の夫婦生活を覗くだなんて」
美奈「レイちゃん…あたし別に『夫婦生活』とは言ってない」
レイ「はい?」
美奈「やだぁ!レイちゃんのエッチ!」
レイ「知らないわよ。アンタが勝手に『夫婦生活』と言ったらそういうモノだと思ってるんでしょ!」
まこ「まあまあ、単純にみんなあの2人の仲良くしてる姿が大好きってことだよね。あたしだって知りたいよ?2人がお家ではどんな服着てるのかなーとか、何て呼び合ってるのかなーとか」
美奈「わあまこちゃんも結構沼にどっぷりと」
まこ「亜美ちゃんならどんなのがいいと思う?」
亜美「――えっ!?あ…あたし?」
レイ「美奈に喋らせてるとどんどん酷くなるものね。」
まこ「あは、それはまあ…とにかく話の流れを軌道修正しようかね」
亜美「衛さんにも負担なく、2人のアルバムって言う話よね?」
まこ「うん、スリーライツみたいなCDが作りたいっていう話」
亜美「ジョンレノンとオノヨーコみたいに、お互いの名前を呼び合う曲ならすぐ作れるんじゃないかしら」

カタカタカタ…ポチッ

「地場衛」「おだんご」
「タキシード仮面様」「セーラームーン」
「まもちゃん」「うさこ」
「タキシード仮面!」「セーラームーン!」
「まもちゃん」「うさ」
「まも…ちゃん?」「うさぎちゃん」
「まもちゃーーーん!」「うさ!!!!」
「エンディミオン」「セレニティ」
「まーもちゃん」「うさ」
「まもちゃん」「うさ」

亜美「既にある音源だけでもこれくらいはバリエーションがあるし、編集すれば5分くらいには…」

美奈「…亜美ちゃんが一番変態かもしれぬ」
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