断片的な記憶


その視線を感じたから、わざと大袈裟に彼女の肩を抱き
顔をのぞき込む。

男慣れしてない…ていうか若干苦手そうな彼女は、それだけで真っ赤になって困った顔している。

ごめんね、ちょっとだけ。

面白いんだよ。
いつも飄々としてるアイツが怒るところ。
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