【A root:ボウルジム編】
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ジムの受付に行った後、ポケモンたちの体力を回復してもらうためポケモンセンターに居た。
慣れた手つきでジョーイさんは機械を操作し、回復していく。バイタルも異常がないか確認してもらって、ボールを渡してくれた。
「お待たせしました!ロコン達は元気になりましたよ。」
「ありがとうございます!」
「またのお越しをお待ちしております!あ、そういえば…」
にこにこしていたジョーイさんが、すこし不安気な顔になり声のトーンを落として話を続けた。
「ここ最近、子供や女性を狙ったポケモン泥棒が多発しているようです。街から外れた場所に一人でいるところを狙って出没しているみたいなので、貴女も気をつけてくださいね。」
「え、怖いですね…教えてくれてありがとうございます」
「特に今は宝探しのシーズンですから、アカデミーの生徒も被害にあっているみたいで…これから学校の方からも連絡があるとは思いますから十分注意してください!」
「わかりました!」
ポケモン泥棒かぁ……怖いなぁ。暫くは人通りの少ないところとか夜間の出歩きは控えないと。とりあえず暗い話題は置いといて、活躍してくれた子達を労わろう!
ジムチャレンジ後恒例になった、ピクニックを行うことにした。
今回はさっきの話もあったのでボウルタウンのすぐ側にテーブルを設置して場所を整えた。
「みんな今日もジムチャレンジありがとう。特にるりは相性不利だったのに、私を信頼してくれてありがとう!貴女のおかげでウソッキーに勝てたよ、本当に凄かった!」
そう言ってるりの頭を撫でると擽ったそうに笑った。
あの作戦自体はジムテスト中に思いついたものだ。時間的にちょうど風車の真上を通る形で太陽が上っていたのを見てバトルの時に使えるのではと考えたのだが上手くいって良かった。
「勿論、サラやフォン、みくもも頑張ってくれてありがとう!次のジムも頑張ろうね」
みんなにお礼を言って、おやつの時間にする。自作したクッキーを一つ一つお皿に盛って渡していく。膝にはみくもが乗ってテーブルの上のクッキーを頬張っていた。
「みくも美味しい?」
「こん♪」もぐもぐ
「ふふ、そっかそっか……ん?」くんくん
「こん?」
「おやおやぁ?みくもさん、なんだか香ばしい匂いがしますね?」
「こぉん!?」
「そういえば最近みんなシャンプーしてなかったよね……ブラッシングの前に……先にウォッシュしちゃおっか♪」
その言葉に膝から降りようとしたので、ばっと抱き抱えて捕獲する。
この中で1番長い付き合いのみくもの取り扱いには、慣れたものでほのおタイプということもあってかみくもはシャワーが苦手。
噛んだり引っ掻いたりは無いけど、あの手この手で逃げようとするのでその前に抱っこをしてしまえばみくもは大人しくなる。
他の子は特に嫌がることは無いので、みくもだけはシャンプーが毎回大変だ。
シャァァァァ
「きゅうううう!!」
「こ、こら!そんな声出したら私がいじめてるみたいでしょ!」
一応お湯の熱さで掛けたのにみくもには冷たかったようで、まだ濡らしただけなのに悲痛な声を出されてしまった。ボウルタウンの近くということもあって、ちらっとこちらに顔を向ける人が何人かいた。
その人達に愛想笑いをしながら、こっちも必死に洗っていった。
シャンプーを手につけて泡立てて、くしゅくしゅと身体中を軽く揉みながらシャンプーし、洗い流そうとしたら我慢ができなかったのか
隙をついてみくもがボウルタウンの方へ逃げてしまった。
「あ、ちょ、ちょっと!!待ちなさい!」
他の子にお留守番を頼んで私はあとを追いかけた。ビシャビシャのしかも泡だらけのみくもが誰かにぶつかったりとかしたら大変だ!レベル上げの影響かすばやさが上がっているからかなかなか追いつけない。
ボウルタウンの中心部まで来て、漸くみくもは疲れたのかスピードが落ちて行き距離が縮まった。それに気づき、みくもの胴を掴んで動けなくした。
「きゅーーー!!!」バタバタ
「つーかまえた!ほらお客さん、まだシャワー終わってませんよー?早く戻って洗い流しましょうねぇ?」
「…ハヅキさん?」
後ろから名前を呼ばれて振り返ると、困惑した顔のアオキさんが立っていた。
慣れた手つきでジョーイさんは機械を操作し、回復していく。バイタルも異常がないか確認してもらって、ボールを渡してくれた。
「お待たせしました!ロコン達は元気になりましたよ。」
「ありがとうございます!」
「またのお越しをお待ちしております!あ、そういえば…」
にこにこしていたジョーイさんが、すこし不安気な顔になり声のトーンを落として話を続けた。
「ここ最近、子供や女性を狙ったポケモン泥棒が多発しているようです。街から外れた場所に一人でいるところを狙って出没しているみたいなので、貴女も気をつけてくださいね。」
「え、怖いですね…教えてくれてありがとうございます」
「特に今は宝探しのシーズンですから、アカデミーの生徒も被害にあっているみたいで…これから学校の方からも連絡があるとは思いますから十分注意してください!」
「わかりました!」
ポケモン泥棒かぁ……怖いなぁ。暫くは人通りの少ないところとか夜間の出歩きは控えないと。とりあえず暗い話題は置いといて、活躍してくれた子達を労わろう!
ジムチャレンジ後恒例になった、ピクニックを行うことにした。
今回はさっきの話もあったのでボウルタウンのすぐ側にテーブルを設置して場所を整えた。
「みんな今日もジムチャレンジありがとう。特にるりは相性不利だったのに、私を信頼してくれてありがとう!貴女のおかげでウソッキーに勝てたよ、本当に凄かった!」
そう言ってるりの頭を撫でると擽ったそうに笑った。
あの作戦自体はジムテスト中に思いついたものだ。時間的にちょうど風車の真上を通る形で太陽が上っていたのを見てバトルの時に使えるのではと考えたのだが上手くいって良かった。
「勿論、サラやフォン、みくもも頑張ってくれてありがとう!次のジムも頑張ろうね」
みんなにお礼を言って、おやつの時間にする。自作したクッキーを一つ一つお皿に盛って渡していく。膝にはみくもが乗ってテーブルの上のクッキーを頬張っていた。
「みくも美味しい?」
「こん♪」もぐもぐ
「ふふ、そっかそっか……ん?」くんくん
「こん?」
「おやおやぁ?みくもさん、なんだか香ばしい匂いがしますね?」
「こぉん!?」
「そういえば最近みんなシャンプーしてなかったよね……ブラッシングの前に……先にウォッシュしちゃおっか♪」
その言葉に膝から降りようとしたので、ばっと抱き抱えて捕獲する。
この中で1番長い付き合いのみくもの取り扱いには、慣れたものでほのおタイプということもあってかみくもはシャワーが苦手。
噛んだり引っ掻いたりは無いけど、あの手この手で逃げようとするのでその前に抱っこをしてしまえばみくもは大人しくなる。
他の子は特に嫌がることは無いので、みくもだけはシャンプーが毎回大変だ。
シャァァァァ
「きゅうううう!!」
「こ、こら!そんな声出したら私がいじめてるみたいでしょ!」
一応お湯の熱さで掛けたのにみくもには冷たかったようで、まだ濡らしただけなのに悲痛な声を出されてしまった。ボウルタウンの近くということもあって、ちらっとこちらに顔を向ける人が何人かいた。
その人達に愛想笑いをしながら、こっちも必死に洗っていった。
シャンプーを手につけて泡立てて、くしゅくしゅと身体中を軽く揉みながらシャンプーし、洗い流そうとしたら我慢ができなかったのか
隙をついてみくもがボウルタウンの方へ逃げてしまった。
「あ、ちょ、ちょっと!!待ちなさい!」
他の子にお留守番を頼んで私はあとを追いかけた。ビシャビシャのしかも泡だらけのみくもが誰かにぶつかったりとかしたら大変だ!レベル上げの影響かすばやさが上がっているからかなかなか追いつけない。
ボウルタウンの中心部まで来て、漸くみくもは疲れたのかスピードが落ちて行き距離が縮まった。それに気づき、みくもの胴を掴んで動けなくした。
「きゅーーー!!!」バタバタ
「つーかまえた!ほらお客さん、まだシャワー終わってませんよー?早く戻って洗い流しましょうねぇ?」
「…ハヅキさん?」
後ろから名前を呼ばれて振り返ると、困惑した顔のアオキさんが立っていた。