【A root:ボウルジム編】
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自力とサラやフォンも隠れていたキマワリを見つけ出してくれたおかげで残るはあと1匹。けど最後の1匹がどうしても見つからなくて手をこまねいていたとき、サラが慌てながら私の所へ飛んできた。
「サラ?どうかしたの?」
「ぴじょー!!!ぴじょ、ぴじょ!」
「わ、分からないけどなにか見つけたんだよね?連れてってくれる?」
旋回したあと、サラは私とフォンを誘導し始めた。
後を追って走っていくとボウルタウンを囲うように聳えている崖に必死にしがみついているキマワリの姿が。
「キ、キマワリ!!だ、大丈夫?!」
「キ、キマァ……」
いつからこの状態だったのか分からないがかなり疲れているようでいつ落ちてもおかしくは無い。
「ま、待っててね今助けるから。サラ!」
「ぴじょ!」
サラはしがみついているキマワリの足元で、落ちても大丈夫なようにホバリングをする。
私ももし何かあった時のために崖下で待機しておく。
サラの背中に足がつくと、安心したのかキマワリは力を抜いてサラに乗る。完全に体重を掛けたのを見計らってサラはそのままゆっくりと下降していき、私たちの目の前へ着地した。
「はぁぁ…良かった、ケガとかないかな?」
「キマキマ!」
「うん、大丈夫そうね。ありがとう、サラ」
「くるるるる♪」
サラの冠羽を撫でると気持ちよさそうに鳴く。そして、私たちは落ち着いたキマワリと一緒に会場へと移動した。
会場のスタッフさんへ起こったことを説明すると、「そ、それは危ないところを助けていただいてありがとうございます!」と平身低頭謝られた。
「か、顔をあげてください!当然のことをしたまでですから……でも、どうしてあんな所にいたんですかね?」
「恐らくですけど、日光を一身に浴びたくて高いところに行ってしまったのかもしれませんね。キマワリにはそういう習性がありますから。」
なるほど…と集められたキマワリ達の方へ視線を向ける。太陽の方角へと向いて日光を浴びているのを見て、そうなのかもしれないと思った。
推測だけど、その日光浴の途中に足を滑らせて崖に捕まっていたのかも。
「兎に角これからは、キマワリたちがボウルタウンから出ないよう対策はさせていただきます。本当にありがとうございました。改めてですが、ジムテストは合格です!」
「あ、ありがとうございます!」
トラブルはあったけど、なんとか合格を貰い再び受付へと向かう。
さぁ、ドキドキのジムリーダーとのバトルだ。
「ネイチャーアーティスト………ジムリーダーコルサに挑みますか?」
「はい、勿論!」
「それでは、バトルコートへご案内致します。」
受付の人に連れられて向かった先はボウルタウンの中心に建てられた風車の回るバトルコート。既にそこには観客が待機していて、ポケモンバトルを心待ちにしていた。
しかし、肝心のコルサさんが居ない。
「あの…コルサさんがまだ来てないみたいなんですが…」
「あぁ…大丈夫ですよ、彼なら……」
「ワタシなら此処だ!!!」
私の頭上から大きな声が聞こえてきた。
…………え?上………?
傍には風車…そして見上げるとその風車の羽には、男の人が立っていた。マップアプリに掲載されてた顔と同じ人、間違いなくコルサさんだった。
(いや、どういう状況?!なんであんな所にいるの?!)
疑問しかない私の事など露知らず、コルサさんは「とう!!」という掛け声と共にバトルコートへと華麗に着地した。
派手な登場にポカンと口を開けていたが「よくぞ来た」と話しかけられ、ハッとして会話に集中していく。
「ワタシはコルサ。くさポケモン専門の芸術家、ボウルジムのジムリーダーでもある。」
「は、はい!存じてます。」
「キサマのジムテスト、風車の上から見ていたぞ」
「え!み、見られてたんですか?」
「無論だ。最後の一匹を助けたところも一部始終見ていた。その慈悲深い姿……じつにアヴァンギャルド!!!」
「あ、あば??」
「まるで空から舞い降りたキマワリをその身で慈しむ聖母のようだった!!!!今後の作品のアイデアが浮かびそうだぞ、キマワリを助けたことも含めて感謝する!!!」
「は、はぁ………」
言っていることがよく分からなかったけど、とりあえずコルサさんの作品づくりに貢献できたみたいだ。
「このバトルの中でも未来の作品に繋がるような采配を期待しているぞ。それではワタシたちふたりの合作アートを作ろうとするか!」
「はい!(まさに芸術肌って感じだなぁこの人)」
バトルコートの端へとお互い移動し、バトルの準備に入る。カバンからボールを取りだし深呼吸する。大丈夫、私とみんなとなら勝てる!
「準備はいいな!?成形……開始だ!!」
【ジムリーダーのコルサが勝負をしかけてきた!】
「サラ?どうかしたの?」
「ぴじょー!!!ぴじょ、ぴじょ!」
「わ、分からないけどなにか見つけたんだよね?連れてってくれる?」
旋回したあと、サラは私とフォンを誘導し始めた。
後を追って走っていくとボウルタウンを囲うように聳えている崖に必死にしがみついているキマワリの姿が。
「キ、キマワリ!!だ、大丈夫?!」
「キ、キマァ……」
いつからこの状態だったのか分からないがかなり疲れているようでいつ落ちてもおかしくは無い。
「ま、待っててね今助けるから。サラ!」
「ぴじょ!」
サラはしがみついているキマワリの足元で、落ちても大丈夫なようにホバリングをする。
私ももし何かあった時のために崖下で待機しておく。
サラの背中に足がつくと、安心したのかキマワリは力を抜いてサラに乗る。完全に体重を掛けたのを見計らってサラはそのままゆっくりと下降していき、私たちの目の前へ着地した。
「はぁぁ…良かった、ケガとかないかな?」
「キマキマ!」
「うん、大丈夫そうね。ありがとう、サラ」
「くるるるる♪」
サラの冠羽を撫でると気持ちよさそうに鳴く。そして、私たちは落ち着いたキマワリと一緒に会場へと移動した。
会場のスタッフさんへ起こったことを説明すると、「そ、それは危ないところを助けていただいてありがとうございます!」と平身低頭謝られた。
「か、顔をあげてください!当然のことをしたまでですから……でも、どうしてあんな所にいたんですかね?」
「恐らくですけど、日光を一身に浴びたくて高いところに行ってしまったのかもしれませんね。キマワリにはそういう習性がありますから。」
なるほど…と集められたキマワリ達の方へ視線を向ける。太陽の方角へと向いて日光を浴びているのを見て、そうなのかもしれないと思った。
推測だけど、その日光浴の途中に足を滑らせて崖に捕まっていたのかも。
「兎に角これからは、キマワリたちがボウルタウンから出ないよう対策はさせていただきます。本当にありがとうございました。改めてですが、ジムテストは合格です!」
「あ、ありがとうございます!」
トラブルはあったけど、なんとか合格を貰い再び受付へと向かう。
さぁ、ドキドキのジムリーダーとのバトルだ。
「ネイチャーアーティスト………ジムリーダーコルサに挑みますか?」
「はい、勿論!」
「それでは、バトルコートへご案内致します。」
受付の人に連れられて向かった先はボウルタウンの中心に建てられた風車の回るバトルコート。既にそこには観客が待機していて、ポケモンバトルを心待ちにしていた。
しかし、肝心のコルサさんが居ない。
「あの…コルサさんがまだ来てないみたいなんですが…」
「あぁ…大丈夫ですよ、彼なら……」
「ワタシなら此処だ!!!」
私の頭上から大きな声が聞こえてきた。
…………え?上………?
傍には風車…そして見上げるとその風車の羽には、男の人が立っていた。マップアプリに掲載されてた顔と同じ人、間違いなくコルサさんだった。
(いや、どういう状況?!なんであんな所にいるの?!)
疑問しかない私の事など露知らず、コルサさんは「とう!!」という掛け声と共にバトルコートへと華麗に着地した。
派手な登場にポカンと口を開けていたが「よくぞ来た」と話しかけられ、ハッとして会話に集中していく。
「ワタシはコルサ。くさポケモン専門の芸術家、ボウルジムのジムリーダーでもある。」
「は、はい!存じてます。」
「キサマのジムテスト、風車の上から見ていたぞ」
「え!み、見られてたんですか?」
「無論だ。最後の一匹を助けたところも一部始終見ていた。その慈悲深い姿……じつにアヴァンギャルド!!!」
「あ、あば??」
「まるで空から舞い降りたキマワリをその身で慈しむ聖母のようだった!!!!今後の作品のアイデアが浮かびそうだぞ、キマワリを助けたことも含めて感謝する!!!」
「は、はぁ………」
言っていることがよく分からなかったけど、とりあえずコルサさんの作品づくりに貢献できたみたいだ。
「このバトルの中でも未来の作品に繋がるような采配を期待しているぞ。それではワタシたちふたりの合作アートを作ろうとするか!」
「はい!(まさに芸術肌って感じだなぁこの人)」
バトルコートの端へとお互い移動し、バトルの準備に入る。カバンからボールを取りだし深呼吸する。大丈夫、私とみんなとなら勝てる!
「準備はいいな!?成形……開始だ!!」
【ジムリーダーのコルサが勝負をしかけてきた!】