【A root:ボウルジム編】
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セルクルジム戦から数日後、コンディションを調えて私はアカデミーのグラウンドにいた。
テラスタルオーブを所持するための特別授業を受けるためだ。この授業は希望制で、参加者が一定数集まれば開催される。
前々から希望を出していたのだが、この度ようやく授業が開かれることになったので
今日はアカデミーにいるのだが……
(ぜ、全然耐えられない……!)
そう、エネルギー放出する際のテラスタルオーブは風を纏わせるので、衝撃を受け止めながらボールを持たないといけないのだ。
これが一番大変なので、所持するのは誰でもいい訳では無い。だからこのような特別授業を受けて許可が出た人しかテラスタルオーブを持てない。
小さい子や力のない大人が衝撃に耐えられなくて倒れたりボールが弾け飛んだりしている中、私も負けじとテラスタルするために何回かオーブを持って耐えようとしたがダメだった。
結果的に受けた人の中で1割の人しか許可が降りず。私も例に漏れずオーブを手に入れることは出来なかった。
アカデミーを抜けてテーブルシティまでとぼとぼと歩く私の隣で、みくもが大丈夫?と言うふうに鳴く。それに対して明るく返す元気もなくため息を着いた。
「はぁ〜…前よりは体力とか筋肉がついたと思って自信があったのになぁ……
テラスタルオーブってあんなに衝撃来るなんて知らなかったよ」
それを扱えてるネモちゃんやアオイちゃん兄弟は私より若いのに凄いんだと改めて実感した(しかもアオイちゃんたちは片手で持てるらしい…)一筋縄ではいかないものだ…
(うーん、今のうちに使えるようになったら今後のジム戦でも、かなり優位にバトルを進めることができるんじゃないかなって
思うけど中々上手いこと行かないなぁ…)
再びため息をついた時、みくもが前足でてしてしと私の足を叩いた。
「ん、どうしたの?」
「こんこん!」
「お腹すいたの?」
器用に片方の前足を使って、目線の先にあるチュロスにチュ!を指さす。私の質問に首を振り、後ろに回って頭で私を押してくる。
「え?なに?………もしかして、甘いものでも食べて元気出せってこと?」
「こん!」
「……まぁ、そうだねちょっとだけおやつにして休もうか。」
店員さんからチョコチュロスを貰って、ベンチに座る。出来たての熱々チュロスを頬張りながら、とりあえず次のジム戦に向けて手持ちの編成を考える。
(ん〜次は強さ的にはボウルジムに行くのがいいっぽいから、目指す場所はボウルタウンかぁ。
えっと、ジムリーダーはネイチャーアーティストのコルサさんという人で、くさタイプを使ってくるみたい。
じゃあまた前みたいにみくもとサラを主力にして……でも、それだと他の子達の出番がないなぁ。
タイプが偏ってるわけじゃないと思うんだけど、難しいなぁ)
これは1回誰かに相談した方がいいかなと思い立ち、食べ終えたチュロスの包み紙をゴミ箱へ捨ててスマホロトムを取り出した。
『なるほどねぇ、でどうしたらいいか電話してきたんだ!』
「うん、何かアドバイスを貰えたらなと思って」
私はネモちゃんに電話をした。向こうもポケモンリーグ再挑戦で忙しいのに、嫌な顔せずに相談に乗ってくれた。
電話口からは『う〜ん、そうだなぁ』と唸っている声が聞こえる。
『あ、じゃあさ新しくくさタイプに有効な技を覚えさせるとかは?
タイプ一致じゃないけど、覚えてたらバトルでは有利に戦えると思うし』
「あ、なるほど!」
『技マシンの中で使ってないのあるから、わたしがテーブルシティの近くにいたらあげられたんだけどね』
「いいよいいよ!そこまでしてもらう訳にはいかないから」
『そっか!じゃあまた会う時までに強くなってわたしとバトルしてね!』
「うん、もちろん!」
話聞いてくれてありがとう〜とお礼を言い、電話を切った。
単純な事だがやはり自分たち自身が強くなっていくのがジム攻略への一歩だろう。
(ようし、善は急げだ!)
そして、私は早速ボウルタウンへと続く東側の扉から出て野生のポケモンやトレーナーとバトルして行こうと決めた。
「るり!バブルこうせん!」
「るーり!!!」ババババババッ!!
「ワウ!!!」
相手のイワンコにバブルこうせんが当たり、イワンコは倒れた。
対戦してくれたトレーナーにお礼を言い、好戦してくれたるりにも労いの言葉をかける。
「……ふぅ、お疲れ様るり。上手く技が決まって良かったね」
「るりり!」
自力で相手を倒せるほどるりも他の子と同じように強くなっていた。
この調子でどんどん頑張るぞ!…と思っていたら、るりの体が光り始めた。
「え!?るり?」
「りるりる!」
「あ!マリルになった…ということは進化したんだね!!おめでとう〜るり!!」
「りるー♪」
手足をばたつかせて喜びを表現しているるりの姿が可愛くて、記念に写真を撮るためスマホロトムを取り出すと、新しくるりの覚えた技が表記されていた。
「………あ!この技なら…対策が出来そう!」
「りる?」
「るり、次のジムでは一緒に頑張ろうね」
「りるるー!!」
他の子も順調に成長していき、サラはピジョン、みかんはパモットへと進化した。
使える技なども増やし私たちはボウルタウンにたどり着いた。
緑が豊かでジムリーダーのコルサさんがいるからか街のあちこちにオブジェが置かれている。
早速ジムの受付に向かうと、そこには先客がいた。
テラスタルオーブを所持するための特別授業を受けるためだ。この授業は希望制で、参加者が一定数集まれば開催される。
前々から希望を出していたのだが、この度ようやく授業が開かれることになったので
今日はアカデミーにいるのだが……
(ぜ、全然耐えられない……!)
そう、エネルギー放出する際のテラスタルオーブは風を纏わせるので、衝撃を受け止めながらボールを持たないといけないのだ。
これが一番大変なので、所持するのは誰でもいい訳では無い。だからこのような特別授業を受けて許可が出た人しかテラスタルオーブを持てない。
小さい子や力のない大人が衝撃に耐えられなくて倒れたりボールが弾け飛んだりしている中、私も負けじとテラスタルするために何回かオーブを持って耐えようとしたがダメだった。
結果的に受けた人の中で1割の人しか許可が降りず。私も例に漏れずオーブを手に入れることは出来なかった。
アカデミーを抜けてテーブルシティまでとぼとぼと歩く私の隣で、みくもが大丈夫?と言うふうに鳴く。それに対して明るく返す元気もなくため息を着いた。
「はぁ〜…前よりは体力とか筋肉がついたと思って自信があったのになぁ……
テラスタルオーブってあんなに衝撃来るなんて知らなかったよ」
それを扱えてるネモちゃんやアオイちゃん兄弟は私より若いのに凄いんだと改めて実感した(しかもアオイちゃんたちは片手で持てるらしい…)一筋縄ではいかないものだ…
(うーん、今のうちに使えるようになったら今後のジム戦でも、かなり優位にバトルを進めることができるんじゃないかなって
思うけど中々上手いこと行かないなぁ…)
再びため息をついた時、みくもが前足でてしてしと私の足を叩いた。
「ん、どうしたの?」
「こんこん!」
「お腹すいたの?」
器用に片方の前足を使って、目線の先にあるチュロスにチュ!を指さす。私の質問に首を振り、後ろに回って頭で私を押してくる。
「え?なに?………もしかして、甘いものでも食べて元気出せってこと?」
「こん!」
「……まぁ、そうだねちょっとだけおやつにして休もうか。」
店員さんからチョコチュロスを貰って、ベンチに座る。出来たての熱々チュロスを頬張りながら、とりあえず次のジム戦に向けて手持ちの編成を考える。
(ん〜次は強さ的にはボウルジムに行くのがいいっぽいから、目指す場所はボウルタウンかぁ。
えっと、ジムリーダーはネイチャーアーティストのコルサさんという人で、くさタイプを使ってくるみたい。
じゃあまた前みたいにみくもとサラを主力にして……でも、それだと他の子達の出番がないなぁ。
タイプが偏ってるわけじゃないと思うんだけど、難しいなぁ)
これは1回誰かに相談した方がいいかなと思い立ち、食べ終えたチュロスの包み紙をゴミ箱へ捨ててスマホロトムを取り出した。
『なるほどねぇ、でどうしたらいいか電話してきたんだ!』
「うん、何かアドバイスを貰えたらなと思って」
私はネモちゃんに電話をした。向こうもポケモンリーグ再挑戦で忙しいのに、嫌な顔せずに相談に乗ってくれた。
電話口からは『う〜ん、そうだなぁ』と唸っている声が聞こえる。
『あ、じゃあさ新しくくさタイプに有効な技を覚えさせるとかは?
タイプ一致じゃないけど、覚えてたらバトルでは有利に戦えると思うし』
「あ、なるほど!」
『技マシンの中で使ってないのあるから、わたしがテーブルシティの近くにいたらあげられたんだけどね』
「いいよいいよ!そこまでしてもらう訳にはいかないから」
『そっか!じゃあまた会う時までに強くなってわたしとバトルしてね!』
「うん、もちろん!」
話聞いてくれてありがとう〜とお礼を言い、電話を切った。
単純な事だがやはり自分たち自身が強くなっていくのがジム攻略への一歩だろう。
(ようし、善は急げだ!)
そして、私は早速ボウルタウンへと続く東側の扉から出て野生のポケモンやトレーナーとバトルして行こうと決めた。
「るり!バブルこうせん!」
「るーり!!!」ババババババッ!!
「ワウ!!!」
相手のイワンコにバブルこうせんが当たり、イワンコは倒れた。
対戦してくれたトレーナーにお礼を言い、好戦してくれたるりにも労いの言葉をかける。
「……ふぅ、お疲れ様るり。上手く技が決まって良かったね」
「るりり!」
自力で相手を倒せるほどるりも他の子と同じように強くなっていた。
この調子でどんどん頑張るぞ!…と思っていたら、るりの体が光り始めた。
「え!?るり?」
「りるりる!」
「あ!マリルになった…ということは進化したんだね!!おめでとう〜るり!!」
「りるー♪」
手足をばたつかせて喜びを表現しているるりの姿が可愛くて、記念に写真を撮るためスマホロトムを取り出すと、新しくるりの覚えた技が表記されていた。
「………あ!この技なら…対策が出来そう!」
「りる?」
「るり、次のジムでは一緒に頑張ろうね」
「りるるー!!」
他の子も順調に成長していき、サラはピジョン、みかんはパモットへと進化した。
使える技なども増やし私たちはボウルタウンにたどり着いた。
緑が豊かでジムリーダーのコルサさんがいるからか街のあちこちにオブジェが置かれている。
早速ジムの受付に向かうと、そこには先客がいた。