言の葉足らず故の
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覚えてる…あの頃には私はアオキさんの事が好きだったからあんな事を言う人達が不愉快で思わず口を出してしまったのだが。
「…うわぁ、あれ聞いちゃってたんですね…」
「自分でも思いますけど、本当に間が悪かったです」
「あはは…そうですね」
「まぁとにかく付き合う理由と言いますか、好きになった経緯はこんな感じです。」
あの後、睨まれることは多々あったが嫌がらせされることも無く終わったのは幸いだったし、
あれがきっかけでアオキさんが私を意識してくれたんだと思うと、私の行動は無駄ではなかったなと思えた。
「今思えばハヅキさんが不貞を働くような人じゃないのは、分かっていたのに冷静に判断が出来ず
取り返しのつかないことになるところでした。」
ものすごく申し訳なさそうに言うアオキさんに、もう気にしてないと答えるが納得していない様子で尋ねる。
「お詫びをしないと気が済みません、何か自分に出来ることはありますか?」
「ん〜……なら、明日の誕生日はこれでもかと言うほどお祝いしたいと思います!
沢山美味しい物食べて、沢山お話とかして盛り上がりましょうね!」
にこっと笑いかけてみるときょとんとしながらこちらを見つめていたアオキさんが、
「それはお詫びというか、自分にとってはご褒美になってしまいますよ?」と破顔して答えた。
「これでもかぁ〜と言うくらい祝ってやりますとも!覚悟しててくださいよ!」
「これは心の準備をせんといけませんね」
そう言って笑い、また少しの時間抱きしめてくれた。
そして言葉通り、食べきれないほどの料理とケーキを並べて2人きりで誕生日をお祝いし、アオキさんの自宅には私が描いた
大空を舞うムクホークの絵が綺麗な額縁で飾られた。
「…うわぁ、あれ聞いちゃってたんですね…」
「自分でも思いますけど、本当に間が悪かったです」
「あはは…そうですね」
「まぁとにかく付き合う理由と言いますか、好きになった経緯はこんな感じです。」
あの後、睨まれることは多々あったが嫌がらせされることも無く終わったのは幸いだったし、
あれがきっかけでアオキさんが私を意識してくれたんだと思うと、私の行動は無駄ではなかったなと思えた。
「今思えばハヅキさんが不貞を働くような人じゃないのは、分かっていたのに冷静に判断が出来ず
取り返しのつかないことになるところでした。」
ものすごく申し訳なさそうに言うアオキさんに、もう気にしてないと答えるが納得していない様子で尋ねる。
「お詫びをしないと気が済みません、何か自分に出来ることはありますか?」
「ん〜……なら、明日の誕生日はこれでもかと言うほどお祝いしたいと思います!
沢山美味しい物食べて、沢山お話とかして盛り上がりましょうね!」
にこっと笑いかけてみるときょとんとしながらこちらを見つめていたアオキさんが、
「それはお詫びというか、自分にとってはご褒美になってしまいますよ?」と破顔して答えた。
「これでもかぁ〜と言うくらい祝ってやりますとも!覚悟しててくださいよ!」
「これは心の準備をせんといけませんね」
そう言って笑い、また少しの時間抱きしめてくれた。
そして言葉通り、食べきれないほどの料理とケーキを並べて2人きりで誕生日をお祝いし、アオキさんの自宅には私が描いた
大空を舞うムクホークの絵が綺麗な額縁で飾られた。