言の葉足らず故の
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「昨日までは普通だったはずなんですけど…」
「ん〜、大将…」
「えぇ…ハヅキさん、少しだけ待っていて貰えますか?」
「え?」
「アオキは恐らく誤解してるんですよ。小生がここに呼んでくるので、お互いにちゃんと話し合いなさい。」
(誤解…?なんの話をしてるのかわかんないよ…)
私の返事も待たずに、ハッサクさんはスマホで電話をかけながらどこかに行ってしまった。
残された私は、アオキさんが来る前に逃げようにもチリさんががっちり腕をホールドしているので動けない。
今アオキさんと会ってもちゃんと話せるかわかんないし、改めて別れ話をされたらと思うと怖い。
「なぁなぁ」
「…なんですか?」
「自分はアオキさんのどこが好きなん?」
「………」
なんでこのタイミングで聞いてくるんだろうこの人…でも、単純に恋バナが聞きたいからという雰囲気ではなくて
表情はにこやかだけど、目が真剣だったから私はチリさんに話すことにした。
単純な理由だけど、仕事に真摯に向き合って頼まれたことを嫌な顔はしつつも
きちんとこなすし、かと思えば無駄に残業などをせず
自分の時間は大事にしてて休む時は休む。
自分をちゃんと持っててメリハリがある人なんだなぁと、そこに最初は人として尊敬してて気づいたら異性として好きになったって感じだった。
思い切って告白したら、「ありがとうございます」と言ってくれて付き合うことになって、
たまの休みに会う時はお互いに会話とかは少なかったけど、その空間が落ち着くから一緒にいられるだけでも私は嬉しくて…
それなのに、
「別れましょうって言われちゃって…私から告白したのに、私が最初からアオキさんを好きじゃないみたいなこと言われて…悲しくて」
「あぁ〜泣かんといて、よしよし辛かったなぁ」
背中をポンポンと擦りながら、チリさんは慰めてくれた。
(そういえば噂ってどういう意味なんだろう…)
ぐすぐすと泣きながらチリさんに聞いてみることに。
「あのチリさん…さっき言ってた噂ってなんですか?」
「あ、あぁ〜…聞こえてたんか」
「私、何か噂されるような変なことしてました?」
「ちゃうちゃう!そういうんや無くて、アオキさんにやっとまともな恋人が出来たー!っていう感じのやつやで」
「まとも…?」
アオキさんの恋愛事情に関しては、あまり知らない。
本人も仕事が忙しくて、居なかった的な事しか聞いたことがなかったので
チリさんから聞いた話は、本当に酷い内容だった。
「ん〜、大将…」
「えぇ…ハヅキさん、少しだけ待っていて貰えますか?」
「え?」
「アオキは恐らく誤解してるんですよ。小生がここに呼んでくるので、お互いにちゃんと話し合いなさい。」
(誤解…?なんの話をしてるのかわかんないよ…)
私の返事も待たずに、ハッサクさんはスマホで電話をかけながらどこかに行ってしまった。
残された私は、アオキさんが来る前に逃げようにもチリさんががっちり腕をホールドしているので動けない。
今アオキさんと会ってもちゃんと話せるかわかんないし、改めて別れ話をされたらと思うと怖い。
「なぁなぁ」
「…なんですか?」
「自分はアオキさんのどこが好きなん?」
「………」
なんでこのタイミングで聞いてくるんだろうこの人…でも、単純に恋バナが聞きたいからという雰囲気ではなくて
表情はにこやかだけど、目が真剣だったから私はチリさんに話すことにした。
単純な理由だけど、仕事に真摯に向き合って頼まれたことを嫌な顔はしつつも
きちんとこなすし、かと思えば無駄に残業などをせず
自分の時間は大事にしてて休む時は休む。
自分をちゃんと持っててメリハリがある人なんだなぁと、そこに最初は人として尊敬してて気づいたら異性として好きになったって感じだった。
思い切って告白したら、「ありがとうございます」と言ってくれて付き合うことになって、
たまの休みに会う時はお互いに会話とかは少なかったけど、その空間が落ち着くから一緒にいられるだけでも私は嬉しくて…
それなのに、
「別れましょうって言われちゃって…私から告白したのに、私が最初からアオキさんを好きじゃないみたいなこと言われて…悲しくて」
「あぁ〜泣かんといて、よしよし辛かったなぁ」
背中をポンポンと擦りながら、チリさんは慰めてくれた。
(そういえば噂ってどういう意味なんだろう…)
ぐすぐすと泣きながらチリさんに聞いてみることに。
「あのチリさん…さっき言ってた噂ってなんですか?」
「あ、あぁ〜…聞こえてたんか」
「私、何か噂されるような変なことしてました?」
「ちゃうちゃう!そういうんや無くて、アオキさんにやっとまともな恋人が出来たー!っていう感じのやつやで」
「まとも…?」
アオキさんの恋愛事情に関しては、あまり知らない。
本人も仕事が忙しくて、居なかった的な事しか聞いたことがなかったので
チリさんから聞いた話は、本当に酷い内容だった。