言の葉足らず故の
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「別れましょう」
「……え?」
「短い間でしたが、ありがとうございました」
たった今、私は別れの言葉を告げられた。
アオキさんの誕生日の前日に。
どうしてこうなっちゃったんだろう。
数週間前から、プレゼントは何がいいか悩んでいた。
食事は当たり前として、それとは別に形として残るものを贈りたいと思って無い知恵を振り絞った結果、
アオキさんの相棒のムクホークを描いてプレゼントしようと決めた。
しかし、大きいサイズだとかさばって飾るのには邪魔だし、大きい絵を描ける気もしかなったので
写真立てに収まるサイズのものを作ってみることに。
ただ、絵がそこまで上手くないしどんな画材を使って描くか迷ったので
四天王であるハッサクさんにコンタクトを取ってみた。アカデミーで美術の先生をしていると聞いたことがあったので、何かいいアドバイスをもらえると思ったからだ。
リーグにいる時に声を掛けて事情を説明すると、最初怪訝そうな顔だったのが話が進むにつれて滝のような涙を流しながらも
「しょ、じょうぜいでよければぁ!!!!!おちがらぞえじますでずよ!!!!」
と快く受けてくれた。
(泣き止ませるのが大変だった)
どんな構図で描くのか?水彩か、色鉛筆で描くのかなど色々決めた後
ハッサクさんの時間がある時、仕事終わりにリーグの会議室を借りて絵の指導を受けた。
何枚か練習を重ねて、ようやく納得のいくクオリティになってプレゼントは完成した。
時間をかけたせいで、イラストは誕生日の前日となってしまった。
最後の日もハッサクさんに見てもらってお墨付きを貰えたし、
明日が楽しみだなぁと思ってたのに。
冒頭に戻る。
「……え?」
「短い間でしたが、ありがとうございました」
たった今、私は別れの言葉を告げられた。
アオキさんの誕生日の前日に。
どうしてこうなっちゃったんだろう。
数週間前から、プレゼントは何がいいか悩んでいた。
食事は当たり前として、それとは別に形として残るものを贈りたいと思って無い知恵を振り絞った結果、
アオキさんの相棒のムクホークを描いてプレゼントしようと決めた。
しかし、大きいサイズだとかさばって飾るのには邪魔だし、大きい絵を描ける気もしかなったので
写真立てに収まるサイズのものを作ってみることに。
ただ、絵がそこまで上手くないしどんな画材を使って描くか迷ったので
四天王であるハッサクさんにコンタクトを取ってみた。アカデミーで美術の先生をしていると聞いたことがあったので、何かいいアドバイスをもらえると思ったからだ。
リーグにいる時に声を掛けて事情を説明すると、最初怪訝そうな顔だったのが話が進むにつれて滝のような涙を流しながらも
「しょ、じょうぜいでよければぁ!!!!!おちがらぞえじますでずよ!!!!」
と快く受けてくれた。
(泣き止ませるのが大変だった)
どんな構図で描くのか?水彩か、色鉛筆で描くのかなど色々決めた後
ハッサクさんの時間がある時、仕事終わりにリーグの会議室を借りて絵の指導を受けた。
何枚か練習を重ねて、ようやく納得のいくクオリティになってプレゼントは完成した。
時間をかけたせいで、イラストは誕生日の前日となってしまった。
最後の日もハッサクさんに見てもらってお墨付きを貰えたし、
明日が楽しみだなぁと思ってたのに。
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