真紅に想いを馳せて


 この短編はゲームの『輝石の国のタピ・ルージュ』のイベントストーリー沿いの話です。
 イベントストーリーの引用部分も多く含みますが、アレンジや本家と展開が異なる部分が多々ございます。
 監督生はtwst長編の監督生と同一人物です。

 カップリングはヴィル監です。
 話の開始時点で両思いで、お互いの事情や気持ちを知ってるけど明確に恋人ではない、というややこし面倒くさい状態です。周囲も割と察しています。twst長編の5章を読んだ後だと状況がわかりやすいかもしれません。
 時間軸としては5章以降が前提となりますが、ゲーム本編やうちの長編を読んでいなくても問題はないと思います。多分。現時点では。
 またエーデュースとオバブロ組も監督生に好意を抱いている設定ですので、割とそういう感じの反応が多いです。

 更新は3〜4回、キリのいい所まで出来次第アップしていく方針です。11月中の完成を目標としています。
 書きながら更新している都合上、完結までに一度掲載した話を修正する可能性があります。ご容赦ください。
 



 監督生の雑な設定

 羽柴 悠

 本来は高校三年生のはずだった異世界出身の元・魔法少女(女装)。見た目は美少女だが普段は眼鏡で顔の印象を変えている。格闘戦が得意でそこそこ筋肉があるが着痩せするので目立たない。
 子役の経験があるが誘拐事件の被害者となった事をきっかけに道を閉ざし、以降は俳優になる夢を諦めながら燻らせていた。
 俳優としても活動するヴィルに強い憧れを抱くと同時に、同い年の彼に夢を託すような気持ちも持っている。
 自分がいずれ元の世界に帰るという前提で、誰とも明確な関係を持たないようにしている。

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