短編
名前・一人称の設定
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「膝貸せ」
その声に、本を読んでいた手を止めてゾロの方を見た。
「お昼寝する?いいよ、おいで」
私は座り方を少し変えると、ほら、と太もものあたりを軽く叩く。
ゾロはあくびを一つすると、寝転がって私の脚に頭を乗せた。
「……ふふっ」
2人の時にしか見せない表情、この姿。
私には見せていいんだと思ってくれてるんだと考えると、思わず笑みがこぼれてしまう。
私の膝枕を気に入ってくれるんだなぁ、だなんて。
「……あのさ、ゾロって」
「あ?」
まだ完全に眠りに落ちていなかったゾロは、右目を薄く開ける。
「私のこと、めちゃくちゃ大好きだよね」
「……ふん」
ゾロは鼻を鳴らすと、すぐまた目を閉じた。
「急に何だよ……」
「ん〜?ただそう思っただけだよ」
「……まァ、否定はしねェけどよ」
それだけ言うと、もう寝かせろ、とばかりに顔を横に向けてごそごそと体の位置を調節する。
やがてちょうどいい角度を見つけたのか、すやすやと寝息を立てはじめた。
「もう、素直じゃないんだから……」
軽く文句を言ってみても、もう返事は返ってこない。
でも私は見抜いていた。
まだ完全に眠りについたわけじゃないってこと。ちゃんと私の声は届いてるってこと。
「ね、ゾロ。私も、ゾロのことめちゃくちゃ大好きだよ」
そう言いながら、ゾロの頬をそっと撫でてみた。
少しずつ熱くなるのが伝わってきて、見た目には分からないけど照れてるんだなと分かる。
「本当に、心の底から大好きなの。これからもずっと、大好きでいさせてね」
この幸せな時間が、ずっとずっと続いていきますように。
その声に、本を読んでいた手を止めてゾロの方を見た。
「お昼寝する?いいよ、おいで」
私は座り方を少し変えると、ほら、と太もものあたりを軽く叩く。
ゾロはあくびを一つすると、寝転がって私の脚に頭を乗せた。
「……ふふっ」
2人の時にしか見せない表情、この姿。
私には見せていいんだと思ってくれてるんだと考えると、思わず笑みがこぼれてしまう。
私の膝枕を気に入ってくれるんだなぁ、だなんて。
「……あのさ、ゾロって」
「あ?」
まだ完全に眠りに落ちていなかったゾロは、右目を薄く開ける。
「私のこと、めちゃくちゃ大好きだよね」
「……ふん」
ゾロは鼻を鳴らすと、すぐまた目を閉じた。
「急に何だよ……」
「ん〜?ただそう思っただけだよ」
「……まァ、否定はしねェけどよ」
それだけ言うと、もう寝かせろ、とばかりに顔を横に向けてごそごそと体の位置を調節する。
やがてちょうどいい角度を見つけたのか、すやすやと寝息を立てはじめた。
「もう、素直じゃないんだから……」
軽く文句を言ってみても、もう返事は返ってこない。
でも私は見抜いていた。
まだ完全に眠りについたわけじゃないってこと。ちゃんと私の声は届いてるってこと。
「ね、ゾロ。私も、ゾロのことめちゃくちゃ大好きだよ」
そう言いながら、ゾロの頬をそっと撫でてみた。
少しずつ熱くなるのが伝わってきて、見た目には分からないけど照れてるんだなと分かる。
「本当に、心の底から大好きなの。これからもずっと、大好きでいさせてね」
この幸せな時間が、ずっとずっと続いていきますように。
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