1章
名前・一人称の設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
その後も少し揉めたが、ようやく外に出ることができた。
フランキーに即席、ただし完璧な桟橋を造ってもらい、陸へ降りる。
「なんかすっごく時間かかったね…」
ふらっとは隣にいるロビンに向けて苦笑いをする。
「おれはふらっとちゃんとロビンちゃんと出かけられて幸せだよ〜!」
反対側では、サンジがラブハリケーンを起こしていた。
食料を買い込むならサンジが必要だろう、かつ金髪でも帽子で隠せばそこまで目立たないだろうということで、2人と共に来ることになったのだ。
「ふらっとはゾロと出かけたかったんじゃないの?」
「そう言われればそうだけど…でも絶対迷子になるし…それに、隻眼で緑髪で背が高くて筋肉ムキムキ、片耳ピアスに刀3本」
指を一本ピッと立て、ニヤッと笑って言う。
「不審者要素は揃ってますなっ!」
「あら、今あげたのってゾロの好きなところじゃなくて?」
えへっ、ばれた?とふらっとはちろっと舌を出した。
「でもね、ほんとに目立たず怪しまれないことが大事だから…」
とは言ってもこの3人が全く目立たないかというとそうでもなく。
質屋までの道を会う人ごとに聞いていたのだが。
男性に声をかければふらっととロビンが色目で見られ、女性に声をかければサンジを見て惚けたような顔をされる。
すれ違う人はみなこっちを振り向いてくる。
そんなこんなで、質屋の前へ着いた頃にはみんなヘトヘトになっていた。
「はぁっ…色々と…疲れた…」
精神的な疲労に、ここまでずっと歩いてきたという肉体的な疲労が加わり、ふらっとはその場にしゃがみ込む。
「ふらっとちゃん、大丈夫かい?」
「うん、なんとか。とりあえず…お金ゲットして、何か甘いもんでも食べようか…」
そういうと、サンジの差し出された手を取ってよっこらせと立ち上がる。
目の前のお店の看板を見上げた。
“金・銀・宝石等 なんでも買い取ります”
“最高値買取の自信アリ!”
「さてこのお宝達…一体いくらで売れるかな!」
フランキーに即席、ただし完璧な桟橋を造ってもらい、陸へ降りる。
「なんかすっごく時間かかったね…」
ふらっとは隣にいるロビンに向けて苦笑いをする。
「おれはふらっとちゃんとロビンちゃんと出かけられて幸せだよ〜!」
反対側では、サンジがラブハリケーンを起こしていた。
食料を買い込むならサンジが必要だろう、かつ金髪でも帽子で隠せばそこまで目立たないだろうということで、2人と共に来ることになったのだ。
「ふらっとはゾロと出かけたかったんじゃないの?」
「そう言われればそうだけど…でも絶対迷子になるし…それに、隻眼で緑髪で背が高くて筋肉ムキムキ、片耳ピアスに刀3本」
指を一本ピッと立て、ニヤッと笑って言う。
「不審者要素は揃ってますなっ!」
「あら、今あげたのってゾロの好きなところじゃなくて?」
えへっ、ばれた?とふらっとはちろっと舌を出した。
「でもね、ほんとに目立たず怪しまれないことが大事だから…」
とは言ってもこの3人が全く目立たないかというとそうでもなく。
質屋までの道を会う人ごとに聞いていたのだが。
男性に声をかければふらっととロビンが色目で見られ、女性に声をかければサンジを見て惚けたような顔をされる。
すれ違う人はみなこっちを振り向いてくる。
そんなこんなで、質屋の前へ着いた頃にはみんなヘトヘトになっていた。
「はぁっ…色々と…疲れた…」
精神的な疲労に、ここまでずっと歩いてきたという肉体的な疲労が加わり、ふらっとはその場にしゃがみ込む。
「ふらっとちゃん、大丈夫かい?」
「うん、なんとか。とりあえず…お金ゲットして、何か甘いもんでも食べようか…」
そういうと、サンジの差し出された手を取ってよっこらせと立ち上がる。
目の前のお店の看板を見上げた。
“金・銀・宝石等 なんでも買い取ります”
“最高値買取の自信アリ!”
「さてこのお宝達…一体いくらで売れるかな!」