1章
名前・一人称の設定
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「…ニホン?」
みんなの頭にはてなマークが浮かぶ。
「うん、ここは東京湾、お台場。あそこは港で…」
「トウキョウワン?オダイバ?」
聞き慣れない単語が次々聞こえてきて、みんなは目を白黒させる。
「ふらっと、あんたここの海域来たことあるの?」
「あ、違う違う、そうじゃなくて…ここは私の住んでいた国、というか世界…」
「ということは、もしかして…」
「うん、みんな別世界に飛ばされちゃったってこと」
「「「えええ???」」」
サニー号は大混乱に陥った。
────────
「とりあえず、今の状況を整理しましょう」
ダイニングに集まったみんなの顔を見回してナミが言った。
「ふらっと、ここは本当にあんたがいた世界?」
「うん、間違いないよ…だってあの建物は見覚えがある」
「でも、たまたまって可能性も…」
「無いと思うよ…そうだナミちゃん、ログポース見てみてよ」
ふらっとに言われ、ナミは手首のログポースに目をやった。
「うん…って、えェ⁈」
「どうしたんだナミさん!」
ナミの驚いた声に、サンジが急いで駆け寄った。
「ログポースが…壊れてる⁈」
「壊れてないよ。ここはグランドラインじゃないって証拠…逆に方位磁針はちゃんと動くはずだよ」
「これは、信じるしかなさそうだな…」
ため息を共にフランキーがこぼしたその言葉に、みんなも頷いた。
「私の魔力のせいでなんかなっちゃったのかな…ごめんね」
「ふらっとが謝ることじゃねェよ」
ゾロがふらっとの頭を優しく撫でながら言った。
「そうだぞ!めっちゃ面白そうじゃねェか!」
ルフィは目を輝かせていた。
「それじゃあ早速冒険…」
「だめーーっっっ!!!!」
ふらっとは大声をあげた。
それだけにとどまらず、髪の毛を伸ばしてルフィの手足を拘束する。
「何すんだよふらっと!」
「だめ、ぜーーったいだめ!騒ぎを起こされたら、すっごく困る!!」
他のみんなにも向き直って言った。
「この世界は、色々と違うから…だからお願い、私の言うことを聞いてっ…!」
「まぁ、ふらっとが言うなら…」
「ごめん、ありがとう…」
ではまず、とふらっとは言った。
「一番最初に考えなきゃいけないのはどうやって帰」
「ここでどのように過ごすか、だな!」
へっ?とふらっとは驚いてルフィの方を見た。
「元の世界に帰る方法、探さなくていいの?」
「それも知りてェけどよー、ここの世界も気になるじゃねェか!」
「帰るのはもうちょっと後でいいな」
みんなは顔を見合わせて、うんうんとうなずく。
「だとすると一番最初に考えなきゃいけねェのは…食料だ」
サンジがタバコに火をつけながら言う。
「この前の宴でだいぶ使っちまったから…」
「よーし!じゃあ何か食い物買いに行くか!」
「だからちょっと待ってルフィ!!」
外に行く用事ができた、これ幸いと張り切って立ち上がったルフィをまたまた慌てて抑えるふらっと。
「最後まで話を聞いてってば…ここの世界は、通貨が違うから!」
「つうか?」
「そう、だから…ベリーが使えないんだよ」
「えええ???」
みんなの頭にはてなマークが浮かぶ。
「うん、ここは東京湾、お台場。あそこは港で…」
「トウキョウワン?オダイバ?」
聞き慣れない単語が次々聞こえてきて、みんなは目を白黒させる。
「ふらっと、あんたここの海域来たことあるの?」
「あ、違う違う、そうじゃなくて…ここは私の住んでいた国、というか世界…」
「ということは、もしかして…」
「うん、みんな別世界に飛ばされちゃったってこと」
「「「えええ???」」」
サニー号は大混乱に陥った。
────────
「とりあえず、今の状況を整理しましょう」
ダイニングに集まったみんなの顔を見回してナミが言った。
「ふらっと、ここは本当にあんたがいた世界?」
「うん、間違いないよ…だってあの建物は見覚えがある」
「でも、たまたまって可能性も…」
「無いと思うよ…そうだナミちゃん、ログポース見てみてよ」
ふらっとに言われ、ナミは手首のログポースに目をやった。
「うん…って、えェ⁈」
「どうしたんだナミさん!」
ナミの驚いた声に、サンジが急いで駆け寄った。
「ログポースが…壊れてる⁈」
「壊れてないよ。ここはグランドラインじゃないって証拠…逆に方位磁針はちゃんと動くはずだよ」
「これは、信じるしかなさそうだな…」
ため息を共にフランキーがこぼしたその言葉に、みんなも頷いた。
「私の魔力のせいでなんかなっちゃったのかな…ごめんね」
「ふらっとが謝ることじゃねェよ」
ゾロがふらっとの頭を優しく撫でながら言った。
「そうだぞ!めっちゃ面白そうじゃねェか!」
ルフィは目を輝かせていた。
「それじゃあ早速冒険…」
「だめーーっっっ!!!!」
ふらっとは大声をあげた。
それだけにとどまらず、髪の毛を伸ばしてルフィの手足を拘束する。
「何すんだよふらっと!」
「だめ、ぜーーったいだめ!騒ぎを起こされたら、すっごく困る!!」
他のみんなにも向き直って言った。
「この世界は、色々と違うから…だからお願い、私の言うことを聞いてっ…!」
「まぁ、ふらっとが言うなら…」
「ごめん、ありがとう…」
ではまず、とふらっとは言った。
「一番最初に考えなきゃいけないのはどうやって帰」
「ここでどのように過ごすか、だな!」
へっ?とふらっとは驚いてルフィの方を見た。
「元の世界に帰る方法、探さなくていいの?」
「それも知りてェけどよー、ここの世界も気になるじゃねェか!」
「帰るのはもうちょっと後でいいな」
みんなは顔を見合わせて、うんうんとうなずく。
「だとすると一番最初に考えなきゃいけねェのは…食料だ」
サンジがタバコに火をつけながら言う。
「この前の宴でだいぶ使っちまったから…」
「よーし!じゃあ何か食い物買いに行くか!」
「だからちょっと待ってルフィ!!」
外に行く用事ができた、これ幸いと張り切って立ち上がったルフィをまたまた慌てて抑えるふらっと。
「最後まで話を聞いてってば…ここの世界は、通貨が違うから!」
「つうか?」
「そう、だから…ベリーが使えないんだよ」
「えええ???」