6章 呪いにかけられても
名前・一人称の設定
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しばし呆然としていたふらっとだが、我にかえる。
「…だめ、サンジくん、危ない…!」
「おいクソ緑、話を聞け!」
「だめだって、サンジくん、逃げて!」
「今逃げたらふらっとちゃんが危ないだろ」
「そうじゃなくて!あの技受けたら、死んでもおかしくない!いつものゾロとは違うから!私達を殺しにきてる!」
「マリモがおれ達を殺そうとするはずがねェよ。仮にも仲間だ」
サンジがそう言い切った時、ゾロが刀を回しながら突撃してきた。
サンジもそれを迎え撃とうと飛び出す。
「だから、だめだって…!間に合えっ…!《翠玉防御 》!」
ふらっとは慌てて杖を振り、半透明の防御壁を出して2人の間へと飛ばす。
2人の体が重なったのと、シールドが割り込んだのは同時だった。
ガキィィィィン!!!!
大きな音を立てて、…サンジが吹き飛んだ。
ゾロは、そのまま立っていた。
「…サンジくん!!!!」
ふらっとは、慌ててサンジの元へ駆けつける。
ゾロの所へ行きたい気持ちももちろんあったが、それより吹き飛ばされたサンジの様子が心配になったのだ。
…サンジは、血まみれで倒れていた。
ふらっとはサンジの頭をそっと持ち上げる。
「サンジくん!大丈夫?だから言ったのに…」
「ふらっと、ちゃん…」
薄く目を開けそう言うと、サンジは意識を失った。
「…チョッパーーーー!!!!!」
ふらっとは慌てて叫ぶように船医の名を呼ぶ。
顔を上げて見渡すと、戦闘の間に陸の奥まで移動していたのだろう、海岸は思ったよりも遠くだった。
「どうした!!」
獣型になったチョッパーが急いでかけてきた。
心配でずっと見守っていたのだろうが、それでもこんな暗くては船から様子が確認できなかったようで、近寄ってきたチョッパーは驚きで目を見開いた。
「これは、一体…!」
「ゾロにやられた…」
「なにッ?ゾロがいたのか?」
「うん、ほらそこに…あれ?」
さっきまで立っていたはずの姿が無い。
「…ゾロっ…」
「…とりあえず、サンジを船に運ぶぞ」
そういうとチョッパーは人型になり、サンジを抱えて立ち上がった。
「…だめ、サンジくん、危ない…!」
「おいクソ緑、話を聞け!」
「だめだって、サンジくん、逃げて!」
「今逃げたらふらっとちゃんが危ないだろ」
「そうじゃなくて!あの技受けたら、死んでもおかしくない!いつものゾロとは違うから!私達を殺しにきてる!」
「マリモがおれ達を殺そうとするはずがねェよ。仮にも仲間だ」
サンジがそう言い切った時、ゾロが刀を回しながら突撃してきた。
サンジもそれを迎え撃とうと飛び出す。
「だから、だめだって…!間に合えっ…!《
ふらっとは慌てて杖を振り、半透明の防御壁を出して2人の間へと飛ばす。
2人の体が重なったのと、シールドが割り込んだのは同時だった。
ガキィィィィン!!!!
大きな音を立てて、…サンジが吹き飛んだ。
ゾロは、そのまま立っていた。
「…サンジくん!!!!」
ふらっとは、慌ててサンジの元へ駆けつける。
ゾロの所へ行きたい気持ちももちろんあったが、それより吹き飛ばされたサンジの様子が心配になったのだ。
…サンジは、血まみれで倒れていた。
ふらっとはサンジの頭をそっと持ち上げる。
「サンジくん!大丈夫?だから言ったのに…」
「ふらっと、ちゃん…」
薄く目を開けそう言うと、サンジは意識を失った。
「…チョッパーーーー!!!!!」
ふらっとは慌てて叫ぶように船医の名を呼ぶ。
顔を上げて見渡すと、戦闘の間に陸の奥まで移動していたのだろう、海岸は思ったよりも遠くだった。
「どうした!!」
獣型になったチョッパーが急いでかけてきた。
心配でずっと見守っていたのだろうが、それでもこんな暗くては船から様子が確認できなかったようで、近寄ってきたチョッパーは驚きで目を見開いた。
「これは、一体…!」
「ゾロにやられた…」
「なにッ?ゾロがいたのか?」
「うん、ほらそこに…あれ?」
さっきまで立っていたはずの姿が無い。
「…ゾロっ…」
「…とりあえず、サンジを船に運ぶぞ」
そういうとチョッパーは人型になり、サンジを抱えて立ち上がった。