6章 呪いにかけられても
名前・一人称の設定
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ふらっとの発言に押し黙る2人。
そこへ、外から声が聞こえてきた。
「今帰ったぞー!」
「おいマリモ!ふらっとちゃんに変なことしてねェだろうな!」
「見てくれ!こんなかっけーアクセサリー買ったんだぞ!」
そこには、残りの一味全員の姿があった。
「あ、みんな…」
「たまたま帰り道で一緒になったんだ!」
「ナミさんとロビンちゃんも帰ってたんだな!おやつでも作ろうか」
いそいそと船に上がり、キッチンへと向かいかけたサンジだったが、今にも泣きそうなふらっとに気付いて声をかけた。
「ふらっとちゃん、大丈夫かい?まさか本当にマリモに…」
「いない…」
消え入りそうな声で言ったふらっとの顔を、サンジが優しく覗き込んだ。
「ん、どうした?」
「ゾロがいなくなっちゃったの!!」
その大声に、船に乗り込もうとしていた他のクルー達も一瞬動きを止める。
…が、すぐに再び動き始めた。
ウソップがふらっとに近寄り、その肩をポンポンと叩いた。
「あいつのことだ、すぐ戻ってくるだろうからそんなに気にすんな」
「…え?」
「そうだぞ!ゾロは強いんだ、何かあっても大丈夫だ!」
チョッパーもふらっとの手を取りながら言う。
「…そっか、そうだよね。私が深刻に考えすぎてた…すぐ戻ってくるよね」
ふらっとは無理矢理笑顔を浮かべる。
「…でも、船番ほったらかしてどこかへ行ったことは、帰ったら叱ってやらないと…」
ナミもそう言いながら、おやつを食べるためにダイニングへ向かった。
「ふらっとちゃんもマリモのことは一旦忘れて、アップルパイでも食べないかい?」
もうおやつが完成したようで、サンジがドアから顔を出して言った。
「アップルパイ?食べる!」
ふらっとはガイドブックをその場へ放り出すと、ダイニングへと走って行った。
クルー達は、ゾロがいなくなったことをそこまで深刻に考えていなかった。
ふらっとも不安だったが、みんなが言うなら大丈夫だろうと気にしないことにした。
…しかし、夕食が終わってもゾロは帰ってこなかった。
そこへ、外から声が聞こえてきた。
「今帰ったぞー!」
「おいマリモ!ふらっとちゃんに変なことしてねェだろうな!」
「見てくれ!こんなかっけーアクセサリー買ったんだぞ!」
そこには、残りの一味全員の姿があった。
「あ、みんな…」
「たまたま帰り道で一緒になったんだ!」
「ナミさんとロビンちゃんも帰ってたんだな!おやつでも作ろうか」
いそいそと船に上がり、キッチンへと向かいかけたサンジだったが、今にも泣きそうなふらっとに気付いて声をかけた。
「ふらっとちゃん、大丈夫かい?まさか本当にマリモに…」
「いない…」
消え入りそうな声で言ったふらっとの顔を、サンジが優しく覗き込んだ。
「ん、どうした?」
「ゾロがいなくなっちゃったの!!」
その大声に、船に乗り込もうとしていた他のクルー達も一瞬動きを止める。
…が、すぐに再び動き始めた。
ウソップがふらっとに近寄り、その肩をポンポンと叩いた。
「あいつのことだ、すぐ戻ってくるだろうからそんなに気にすんな」
「…え?」
「そうだぞ!ゾロは強いんだ、何かあっても大丈夫だ!」
チョッパーもふらっとの手を取りながら言う。
「…そっか、そうだよね。私が深刻に考えすぎてた…すぐ戻ってくるよね」
ふらっとは無理矢理笑顔を浮かべる。
「…でも、船番ほったらかしてどこかへ行ったことは、帰ったら叱ってやらないと…」
ナミもそう言いながら、おやつを食べるためにダイニングへ向かった。
「ふらっとちゃんもマリモのことは一旦忘れて、アップルパイでも食べないかい?」
もうおやつが完成したようで、サンジがドアから顔を出して言った。
「アップルパイ?食べる!」
ふらっとはガイドブックをその場へ放り出すと、ダイニングへと走って行った。
クルー達は、ゾロがいなくなったことをそこまで深刻に考えていなかった。
ふらっとも不安だったが、みんなが言うなら大丈夫だろうと気にしないことにした。
…しかし、夕食が終わってもゾロは帰ってこなかった。