3章 魔女、そして…
名前・一人称の設定
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「ふらっと、飲み物飲まない?」
ベットに突っ伏したままのふらっとの頭を、ナミがつんつんとつつく。
「そして、ちょっと聞きたいことがあるんだけど…」
そうだった、と言いふらっとは身を起こした。
ロビンはふらっとの手に、コップを握らせる。
「これは、ココア?」
「そうよ、私はコーヒー、ナミはフルーツティー。サンジが淹れてくれたの」
「私がココア好きだって言ったの覚えてくれていたんだ…」
すごいなぁサンジくんは…ふらっとは呟きながらココアをすする。ちょうどいい甘みで、とても美味しかった。
「でも、ふらっとが気になってるのはサンジくんではないでしょ?」
「…??」
はてなマークを浮かべるふらっとに、ナミはさらに畳み掛けた。
「ふらっと、ゾロのこと好きなんでしょ?」
「ぶほっ?!」
いきなりの発言に驚きココアを吹き出しそうになり、必死で堪える。
ゲホゲホ咳き込みつつ言った。
「なななな、なんの、ゲホッ、こと?」
とぼけてもしてもバレバレよ、とロビンに言われ、再び顔を赤くする。
「嘘…」
「ほんとよ」
「うぅ…」
「この前宴で話しかけられた時の反応で怪しいなって思ってたんだけど…」
俯くふらっとにナミは詰め寄る。
「ね、詳しく聞かせて?いつから好きなの?」
ふらっとは観念したように口を開いた。