3章 魔女、そして…
名前・一人称の設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
昼食時の話題は、次に着く島のことだった。
「次の島は、大きい商店街があるわよ!」
服が沢山買えそうね、とナミの頭は買い物をすることで一杯だ。
「食糧も沢山買っておかねェと…」
この前の宴もあり、食糧が底をつきそうになっていたのだ。
「でもみなさん、その島の近くは海賊のナワバリがあるそうですよ…数だけ多くてあまり強くない海賊団だそうですが」
そうブルックが言った、次の瞬間だった。
ドカーン
海に大砲が落ちる音がした。
続いて何かが船にぶつかる音がする。
「噂をすれば、かよ」
チッ、と舌打ちをして、ゾロとサンジが真っ先に飛び出していく。
他のクルーも、後を追った。
「…ふらっとは、とりあえず隠れてて!」
なにもできず立ち尽くしているふらっとに、ナミは出ていきざま声をかけた。
ふらっとは戦う手段を持っていない。
敵が去るまで、隠れるしかないのだ。
「…わかった」
何もできない悔しさが少し胸をよぎったが、ふらっとはテーブルクロスの下へ潜り込んだ。
やはり敵は、数が多かった。
一人一人の戦力はもちろん麦わらの一味の方が上なのだが、倒しても倒しても次々と敵が出て来る。
サニー号に乗り込んでくる者も少なくはなかった。
次々来る敵を倒すのが精一杯で、周囲に目を配る余裕がなかった。
…なので、1人がこっそりキッチンへ入っていくのに気づいたものはいなかった。
「次の島は、大きい商店街があるわよ!」
服が沢山買えそうね、とナミの頭は買い物をすることで一杯だ。
「食糧も沢山買っておかねェと…」
この前の宴もあり、食糧が底をつきそうになっていたのだ。
「でもみなさん、その島の近くは海賊のナワバリがあるそうですよ…数だけ多くてあまり強くない海賊団だそうですが」
そうブルックが言った、次の瞬間だった。
ドカーン
海に大砲が落ちる音がした。
続いて何かが船にぶつかる音がする。
「噂をすれば、かよ」
チッ、と舌打ちをして、ゾロとサンジが真っ先に飛び出していく。
他のクルーも、後を追った。
「…ふらっとは、とりあえず隠れてて!」
なにもできず立ち尽くしているふらっとに、ナミは出ていきざま声をかけた。
ふらっとは戦う手段を持っていない。
敵が去るまで、隠れるしかないのだ。
「…わかった」
何もできない悔しさが少し胸をよぎったが、ふらっとはテーブルクロスの下へ潜り込んだ。
やはり敵は、数が多かった。
一人一人の戦力はもちろん麦わらの一味の方が上なのだが、倒しても倒しても次々と敵が出て来る。
サニー号に乗り込んでくる者も少なくはなかった。
次々来る敵を倒すのが精一杯で、周囲に目を配る余裕がなかった。
…なので、1人がこっそりキッチンへ入っていくのに気づいたものはいなかった。