3章 魔女、そして…
名前・一人称の設定
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「…!…ふらっと!」
読書に熱中していたふらっとは、呼ばれたような気がして顔を上げた。
「うん?どしたの…わぁっ!」
目の前にあるナミの顔に驚き、思わず飛びすさり、本棚にしこたま頭をぶつけてしまった。
「いてて…びっくりしたよナミちゃん…」
ぶつけたところを押さえながら涙目で言う。
ナミは髪も濡れたまま、今まさにお風呂から出たばかりと言う格好で立っていた。
「何度呼びかけても返事しないんだから…そんなに楽しいの?」
「うんっ!読書、大好きだから!」
「そっか。でも、もうそろそろお昼ご飯じゃないかしら?」
窓の外を見ると、太陽はすでに頂上に上っていた。
「もうそんな時間か…それでわざわざ声かけてくれたんだ、ありがとう!」
そのまま、ナミとダイニングへ向かった。
入った途端、良い匂いが漂ってきた。
「お腹空いた〜!」
2人の気配に気付いたサンジがキッチンから顔を出した。
「ふらっとちゃんにナミさん!ちょうどよかった、今お昼ご飯できたところだよ」
「ほんとだ…すごいナミちゃん、よく分かったね!」
すごい、と思いナミを見ると、得意げにしている。
「それじゃ、ふらっとの席は…」
またゾロの隣にされるのかとちょっと焦ったところで、ルフィとチョッパーがドアを勢いよく開けて入って来た。
「めしめし〜!」
そのまま勢いよく椅子に座りサンジに早く早くと催促する。
「うるせェ!全員揃うまでちょっと待ってろ」
「あ、チョッパー!隣座っていい?」
返事も聞かずに、半ば強引に隣へ座った。
ちょっとがっかりしたようなナミを見ながら心の中で呟く。
(ごめんねナミ…嫌いなわけじゃないんだ…むしろ逆なの…)
そういえばなぜこの気持ちがバレかけているのだろうと考えかけたところで、ウソップが入ってきた。
「ふらっと!できたぞ、魔法の杖!」
「はやっ!!」
ウソップは右手に木でできた杖を掲げている。
それを手に取り、ふらっとは言った。
「ありがとう!すごい…!綺麗…」
蔦が絡み合ったような、凝ったデザイン。
持ち手の部分には、魔緑石が埋められていた。
「あとこれも作ったんだ!」
そう言い、左手に持ったものも差し出した。
「これは?ベルト?」
「そうだ!これでいつでも腰につけておけるだろ?」
「そっか、ありがとう!!これでどんな魔法でも使えそうだよ…!たくさん練習したくなっちゃう!」
「おう!どんどん使ってくれ!」
長い鼻をさらに伸ばしながら自慢げに言う。
「ふらっと!早速なんか魔法使ってみてくれ!」
隣に座ったチョッパーが目をキラキラさせて言った。
「うーん、ご飯食べてからね?実験がてらいっぱい遊ぼ!」
うん!!ととても嬉しそうに返事をしたチョッパーを見ながら、ふらっともとてもワクワクしていた。
(私にはどんな力があるのかなぁ…いろんなことができるといいな!)
そんなことを考えているうちに、クルーも全員集まり、お昼ご飯を食べ始めた。
読書に熱中していたふらっとは、呼ばれたような気がして顔を上げた。
「うん?どしたの…わぁっ!」
目の前にあるナミの顔に驚き、思わず飛びすさり、本棚にしこたま頭をぶつけてしまった。
「いてて…びっくりしたよナミちゃん…」
ぶつけたところを押さえながら涙目で言う。
ナミは髪も濡れたまま、今まさにお風呂から出たばかりと言う格好で立っていた。
「何度呼びかけても返事しないんだから…そんなに楽しいの?」
「うんっ!読書、大好きだから!」
「そっか。でも、もうそろそろお昼ご飯じゃないかしら?」
窓の外を見ると、太陽はすでに頂上に上っていた。
「もうそんな時間か…それでわざわざ声かけてくれたんだ、ありがとう!」
そのまま、ナミとダイニングへ向かった。
入った途端、良い匂いが漂ってきた。
「お腹空いた〜!」
2人の気配に気付いたサンジがキッチンから顔を出した。
「ふらっとちゃんにナミさん!ちょうどよかった、今お昼ご飯できたところだよ」
「ほんとだ…すごいナミちゃん、よく分かったね!」
すごい、と思いナミを見ると、得意げにしている。
「それじゃ、ふらっとの席は…」
またゾロの隣にされるのかとちょっと焦ったところで、ルフィとチョッパーがドアを勢いよく開けて入って来た。
「めしめし〜!」
そのまま勢いよく椅子に座りサンジに早く早くと催促する。
「うるせェ!全員揃うまでちょっと待ってろ」
「あ、チョッパー!隣座っていい?」
返事も聞かずに、半ば強引に隣へ座った。
ちょっとがっかりしたようなナミを見ながら心の中で呟く。
(ごめんねナミ…嫌いなわけじゃないんだ…むしろ逆なの…)
そういえばなぜこの気持ちがバレかけているのだろうと考えかけたところで、ウソップが入ってきた。
「ふらっと!できたぞ、魔法の杖!」
「はやっ!!」
ウソップは右手に木でできた杖を掲げている。
それを手に取り、ふらっとは言った。
「ありがとう!すごい…!綺麗…」
蔦が絡み合ったような、凝ったデザイン。
持ち手の部分には、魔緑石が埋められていた。
「あとこれも作ったんだ!」
そう言い、左手に持ったものも差し出した。
「これは?ベルト?」
「そうだ!これでいつでも腰につけておけるだろ?」
「そっか、ありがとう!!これでどんな魔法でも使えそうだよ…!たくさん練習したくなっちゃう!」
「おう!どんどん使ってくれ!」
長い鼻をさらに伸ばしながら自慢げに言う。
「ふらっと!早速なんか魔法使ってみてくれ!」
隣に座ったチョッパーが目をキラキラさせて言った。
「うーん、ご飯食べてからね?実験がてらいっぱい遊ぼ!」
うん!!ととても嬉しそうに返事をしたチョッパーを見ながら、ふらっともとてもワクワクしていた。
(私にはどんな力があるのかなぁ…いろんなことができるといいな!)
そんなことを考えているうちに、クルーも全員集まり、お昼ご飯を食べ始めた。