2章 れっつ!船内探検!!
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「次はこの船自慢のアクアリウムバーだ!」
「わーい、楽しみ!」
作業中のウソップは置いて、ルフィとチョッパーと、3人で梯子を上った。
再び芝生の甲板へ戻り、船尾方向のドアを開ける。
一歩中へ踏み入れると、大きな水槽が目の前に広がっていた。
「うわぁ…すごい…」
小魚の群れから大きな魚まで、いろいろ泳いでいる。
「これ、全部みんなが釣ったの?」
「そうだぞ!こうしておけばいつでも新鮮な魚が食べられるからな!」
「やっぱり食べる前提なんだね…」
改めて部屋の中を見渡すと、ロビンが優雅にコーヒーを飲みながら読書をしているのが目に入った。
「ロビンちゃん!なに読んでるの?私も何か読みたいな〜」
「この前の島で買ったものだけど…ふらっとには少し難しいのではないかしら?」
ロビンが見せてくれた本には…とても長ったらしい小難しそうなタイトルがついていた。
「うへぇ…哲学書はちょっと遠慮しておこうかな…」
ロビンはコーヒーカップを手に持ちながら微笑んだ。
「ふふ、それは残念。あとで図書室に寄ったら、好きな本なんでも読んでいいわよ」
「ほんと?ありがとロビンちゃん!」
嬉しそうに言ったふらっとにつられて他のみんなも笑顔になる。
「じゃあ…次はどこに連れてってくれる?」
「一回キッチン行かねェか?ハラ減った…」
「ルフィ…さっきご飯食べたばかりだろ?」
ドックで騒いだせいか、いつもよりもお腹が空いたようだ。
「う〜ん、私もちょっとお腹空いたかな…」
ふらっとも首を傾げながら言った。
こちらはあまり朝食を沢山食べられなかっただけなのだけど。
「よし!じゃあ決まりだな!サンジ〜〜!今からそっちになんか食べに行くぞ!」
上に向かって大声で呼びかけたあと、返事も聞かずに3人はキッチンへと向かった。