7章 ワクワク?ドキドキ?大作戦☆
名前・一人称の設定
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次の日。
ふらっとが目を覚ますと、ナミがヘアブラシを持って立っていた。
「ほら起きて。髪の毛結ぶわよ!」
「ん…?」
まだ眠い目を擦るふらっとを無理矢理ドレッサーの椅子に座らせ、手早く三つ編みのおさげを編んでいく。
編み目を軽く引っ張ってふわっとさせた後、髪飾りをつける。
最後に毛先にリボンを結び、ナミは満足げに笑った。
「はい、できた!今日はこんなところね」
ようやく目が覚めたふらっとは、目の前の鏡の中に映った自分をまじまじと見つめた。
「ありがとう!でも…いつもの髪型でいいのに…」
「いつも同じ髪型じゃ変わり映えがしないでしょ?じゃ、これに着替えて」
差し出された服を見て、ふらっとは少し眉尻を下げた。
「私には、こんな服似合わ…」
「似合う。私が言うんだから間違いないわよ」
「分かった…」
ふらっとが着替えたのは、なんともガーリーなワンピースだった。
ふらっとが自ら選ぶことなど絶対にないような服だ。
「ちゃんと着られた?」
「うん。それじゃ、そろそろキッチン行ってくるね」
昨日、サンジに「よかったら朝ご飯を作るのを手伝ってほしい」と頼まれていたのだ。
「ええ、いってらっしゃい」
ナミに手を振り、ふらっとは女部屋を出た。
ダイニングへ入ると、ロビンが座ってコーヒーを飲んでいた。
キッチンでサンジが忙しく動いているのが見える。
「ロビンちゃん、おはよう」
「おはよう、ふらっと。その格好、とても似合ってるわ」
「ありがとう…」
ロビンに微笑みながら褒められて、ふらっとは恥ずかしくて目を伏せた。
その声に、サンジも振り向いて、途端に目をハートにする。
「ふらっとちゅわ〜〜〜ん!!相変わらず咲き誇る花のように可憐だ…」
「ありがとう。それより、手伝ってほしいことって、なに?」
「じゃあ、これを切ってもらえるかい?」
「うん、任せといて!」
ふらっととサンジは、2人で手早く朝食の準備にとりかかった。
──────
それからしばらくすると、扉の向こうからドタバタと足音が聞こえてきた。
「腹減ったー!!めーーしーーー!!!」
その言葉と共に、勢いよく扉が開く。
姿を見せたのは、ルフィだった。
「朝から煩ェぞ、ルフィ!もうちょっとでできるから、おとなしく待っとけ!」
「はーい…」
そんな会話を交わしている間に残りのクルー達も次々と入ってきて、あっという間に全員がダイニングに勢揃いした。
「お、ふらっと、なんかいつもと雰囲気違うな!」
そう声をかけたのは、ウソップだった。
その声に、みんな一斉にふらっとの方を見る。
「ほんとだな。一体どうしたんだ?」
ルフィがスプーンとフォークを持ちながら言った。
「ナミちゃんに髪の毛結んでもらったの。あと、この服も…」
そう言いながら、ふらっとはその場でくるんと回ってみせた。
「似合ってるぞ!可愛いな!」
チョッパーが目を輝かせながら言う。
「いつもとはまた違った、可愛らしい雰囲気が漂っていますねぇ…ということで、パンツを…」
「やめんか!!可愛い妹に!!」
ブルックの顔にナミの拳がめり込む。
「ヨホホ…」
頭から煙を出すブルックを尻目に、サンジは朝食の皿をテーブルの上に並べ始めた。
「このサラダはふらっとちゃんが作ってくれたやつだ。あと、この肉を焼いたのも。お前ェら、ありがたく食えよ!」
「アーウ、すげェなふらっと!美味そうだ!」
「ほんとだな〜!ふらっとが焼いた肉、いつもよりも輝いてる気がするぞ!!」
フランキー、ルフィ、そしてその他も口々にふらっとを褒める。
褒められた当人は、慌てて顔の前で手を振った。
「そんな、サラダ作るっていったって、野菜を切って混ぜてお皿に載せただけだし…お肉も、私は焼き加減を見てただけで、味付けはサンジくんだよ?」
「細けェことは気にすんな!とにかく、ありがとな!そんじゃあ、さっさと食おうぜ!ふらっと、隣座れ!」
「う、うん」
ルフィが自分の隣を指してそう言ったので、ふらっとはそれに従う。
その隣には、フランキーが腰を下ろした。
「いただきます…ふらっと、この肉うめェな!焼き加減がちょうどイイぞ!」
「そっか、良かった」
隣のルフィに褒められて、ふらっとはニコッと微笑んだ。
その笑顔を、少し遠くに座ったゾロが見つめていたことに、ふらっとは気がつかなかった。
ふらっとが目を覚ますと、ナミがヘアブラシを持って立っていた。
「ほら起きて。髪の毛結ぶわよ!」
「ん…?」
まだ眠い目を擦るふらっとを無理矢理ドレッサーの椅子に座らせ、手早く三つ編みのおさげを編んでいく。
編み目を軽く引っ張ってふわっとさせた後、髪飾りをつける。
最後に毛先にリボンを結び、ナミは満足げに笑った。
「はい、できた!今日はこんなところね」
ようやく目が覚めたふらっとは、目の前の鏡の中に映った自分をまじまじと見つめた。
「ありがとう!でも…いつもの髪型でいいのに…」
「いつも同じ髪型じゃ変わり映えがしないでしょ?じゃ、これに着替えて」
差し出された服を見て、ふらっとは少し眉尻を下げた。
「私には、こんな服似合わ…」
「似合う。私が言うんだから間違いないわよ」
「分かった…」
ふらっとが着替えたのは、なんともガーリーなワンピースだった。
ふらっとが自ら選ぶことなど絶対にないような服だ。
「ちゃんと着られた?」
「うん。それじゃ、そろそろキッチン行ってくるね」
昨日、サンジに「よかったら朝ご飯を作るのを手伝ってほしい」と頼まれていたのだ。
「ええ、いってらっしゃい」
ナミに手を振り、ふらっとは女部屋を出た。
ダイニングへ入ると、ロビンが座ってコーヒーを飲んでいた。
キッチンでサンジが忙しく動いているのが見える。
「ロビンちゃん、おはよう」
「おはよう、ふらっと。その格好、とても似合ってるわ」
「ありがとう…」
ロビンに微笑みながら褒められて、ふらっとは恥ずかしくて目を伏せた。
その声に、サンジも振り向いて、途端に目をハートにする。
「ふらっとちゅわ〜〜〜ん!!相変わらず咲き誇る花のように可憐だ…」
「ありがとう。それより、手伝ってほしいことって、なに?」
「じゃあ、これを切ってもらえるかい?」
「うん、任せといて!」
ふらっととサンジは、2人で手早く朝食の準備にとりかかった。
──────
それからしばらくすると、扉の向こうからドタバタと足音が聞こえてきた。
「腹減ったー!!めーーしーーー!!!」
その言葉と共に、勢いよく扉が開く。
姿を見せたのは、ルフィだった。
「朝から煩ェぞ、ルフィ!もうちょっとでできるから、おとなしく待っとけ!」
「はーい…」
そんな会話を交わしている間に残りのクルー達も次々と入ってきて、あっという間に全員がダイニングに勢揃いした。
「お、ふらっと、なんかいつもと雰囲気違うな!」
そう声をかけたのは、ウソップだった。
その声に、みんな一斉にふらっとの方を見る。
「ほんとだな。一体どうしたんだ?」
ルフィがスプーンとフォークを持ちながら言った。
「ナミちゃんに髪の毛結んでもらったの。あと、この服も…」
そう言いながら、ふらっとはその場でくるんと回ってみせた。
「似合ってるぞ!可愛いな!」
チョッパーが目を輝かせながら言う。
「いつもとはまた違った、可愛らしい雰囲気が漂っていますねぇ…ということで、パンツを…」
「やめんか!!可愛い妹に!!」
ブルックの顔にナミの拳がめり込む。
「ヨホホ…」
頭から煙を出すブルックを尻目に、サンジは朝食の皿をテーブルの上に並べ始めた。
「このサラダはふらっとちゃんが作ってくれたやつだ。あと、この肉を焼いたのも。お前ェら、ありがたく食えよ!」
「アーウ、すげェなふらっと!美味そうだ!」
「ほんとだな〜!ふらっとが焼いた肉、いつもよりも輝いてる気がするぞ!!」
フランキー、ルフィ、そしてその他も口々にふらっとを褒める。
褒められた当人は、慌てて顔の前で手を振った。
「そんな、サラダ作るっていったって、野菜を切って混ぜてお皿に載せただけだし…お肉も、私は焼き加減を見てただけで、味付けはサンジくんだよ?」
「細けェことは気にすんな!とにかく、ありがとな!そんじゃあ、さっさと食おうぜ!ふらっと、隣座れ!」
「う、うん」
ルフィが自分の隣を指してそう言ったので、ふらっとはそれに従う。
その隣には、フランキーが腰を下ろした。
「いただきます…ふらっと、この肉うめェな!焼き加減がちょうどイイぞ!」
「そっか、良かった」
隣のルフィに褒められて、ふらっとはニコッと微笑んだ。
その笑顔を、少し遠くに座ったゾロが見つめていたことに、ふらっとは気がつかなかった。