あとがき（という名目の補足）

ここまでお読みいただきありがとうございます。
お話を考え始めてからかなり時間が経ってしまいました。
2018年？からなので相当ですね。
ずっと頭の片隅にいた彼らの話をようやく少し形にできました。拙い文章ですので、まだちょこちょこ修正はしますが、大筋は変わらないかと思います。
セシルくんに、このタイトルの曲をカバーで歌ってほしいなぁというぼんやりした妄想から始まり、カバー曲ＭＶにこういう感じの映像流して欲しいわぁ、そして話題になって映画化かドラマ化するんだ…などという単細胞が考えた話がこんな難産になるとは思いませんでした。どっかに文章力落ちてこないかな…と思う日々です。最後の最後のところ百回くらい書き直したんですけどどうしたら良い感じで終われるんだ…諦めるしかないな。

さて、補足、ですが。蛇足でもあるかもしれませんが、本文中ではきちんと説明する描写をしていませんが、このお話の中のセシルくんは、前編でも後編でも無意識に自分の力を使っています。そして、代償は時間かもしれない、としていますが正確に言うと時間ではありません。そしてそれは、彼自身のものでなくても構いません。うふふ、なんでしょうね。
ちなみに、ナツキくんの力の代償は、消失としました。感情も、記憶も。消失していくことで何かを生み出すことができる、とした方がそれっぽくて良いかなと。感情も記憶も取り戻した彼に、何かを生み出す力は宿りません。
こういう超能力的なお話書くの楽しいですよね。

前後編、お付き合いいただき、ありがとうございました。