『余渡』本編小説

厳しい法規制により、全ての風俗店が本土から消えた近未来。
時の政府が合法のもと風俗店を統制するために造った、機械島『ヨシワラ・フュスト』が、この時代の、この国での、色街の全てであった。
そのヨシワラ・フュストにある一等大きな男娼専門の娼館『余渡屋』に籍を置く男娼の「ソラ」が、一夜一夜ごとに紡ぐ、大人のための夢小説。

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目次

  • 最終話 本物の楽園

    例え、自由に羽ばたけなくても。あなたと一緒に歩めるならば。

    ※これにて完結です。ありがとうございました。
    書き下ろしが出来上がり次第、小説本として販売する予定です。

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  • 第五話 籠の鳥

    ヨシワラ・フュストに、テトラ・エネルギーの社長が視察にやってくるらしい。その話を聞いたソラが、胸中で馳せた想いとは―――…。

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  • 第四話 芽吹き

    ある日。ソラは上客の女性から、「あなたの子を妊娠した」と告げられる。それに対して、ソラは―――…?

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  • 第三話 流刑

    ヨシワラ・フュストには、本土とは違う法律が敷かれている。その代表格が―――『流刑』である。

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  • 第二話 心中知らず

    ヨシワラ・フュストで娼婦と客による、無理心中事件が起こったらしい。
    彼女はソラにその話題を振るが、ソラは興味関心が低い様子で―――…。

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  • 第一話 邂逅

    恋愛のないセックスがしたい『彼女』が求めたのは、カネで買える一夜の夢だった。

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