世界観・用語

魔杖まじょう】とは

魔力の流れを制御するための補助具。
魔法マギウス人の身体能力であるため、使用するだけであれば特別な装備は必要ないが、魔杖を使用することで、より高精度・高威力に補正できる。
使用には魔導師免許と、所有者の登録が必要。

道具としての形は杖に限らないが、世界で初めて作られた魔力の制御装置(ハイドランジア)が杖をベースにしていることから、魔杖と呼ばれる。

現代の魔杖の製造・販売については、WWO (世界魔導師機構)の関連組織・魔杖規格審査局によって厳格な安全基準が設けられている。
新しく製造する魔杖は、魔杖規格審査局の認可が必要。そのため、世界でも限られた企業による製品が市場のほとんどを占める。

【主な魔杖製造メーカー】
・MagiScale Inc. マギースケール(米)
嘉神鍛工かがみたんこう株式会社(日)
・Arkanwerk GmbH アルカンヴェルケ(独)
・Casa Trivardi S.r.l. カーサ・トリヴァルディ(伊)

【魔杖の分類】
魔杖は、仕様によって大きく2種類が存在する。

・自動魔杖(オートマチック・マジックワンド)
通称オートマ魔杖。擬似魔臓とも呼ばれる。
特定の型の魔力を流し込むと、あらかじめ設計した魔法を自動で射出する装置。
一つの魔法しか使えない上に、個人の魔力に合わせて作るオーダーメイド品のため大量生産できず、調整と認可に時間がかかることから、現代では一般的には販売されていない。
例外として、魔力エンジンを使用したほうきはオートマ魔杖に数えられることがある。
また、世界初の魔杖・ハイドランジアはオートマチック式だった。
オートマ魔杖は、仕組み上はマギウス人でなくても魔法を使用することができるが、非マギウス人は自分の魔力の残量を自覚できないなどのさまざまな問題があり、現代の時点では取り扱いはマギウス人に限られている。

・補助魔杖(マニュアル・マジックワンド)
通称マニュアル魔杖。
オートマ魔杖の仕組みを基にして後世に作られた、より汎用性の高い魔杖。
機能は魔力の流れを制御するための補助にとどまり、さまざまな魔法に使用できるほか、使用者の魔力の型の制限にもある程度の幅がある。
大量生産が可能だが、使用者の魔力に合わせてチューニングは必要。


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