古渓諒(デフォルト名)
本作の主人公。元は25歳会社員で、愛飲の酒はバーボンウイスキー。後退トリップした今は高校生をやっているが、平然と未成年飲酒している。重度のゲ―オタ気質は健在。
トリップ先に存在していた「古渓諒」は元日系ドイツ人。11歳の時に焼死扱いになり証人保護プログラムを受けて生き延びている。ドイツの本宅を黒の組織に襲撃され両親を失うが、姉の機転により生き長らえた過去があった。その影響か、組織の人間は気配で判別できる。
主要人物とは関わらないつもりでいたが、やむなく絡まれ巻き込まれる事が多々あったため、いっそ回避に躍起になるよりなるべく安全圏で立ち回る方が良いだろうとシフトチェンジし、記憶にあるトリップ前の知識を推理できる要点に基づいて垣間見せるようになったせいか、表面的には探偵に引けを取らない。最近やり込んでいたゲームが大型アップデートして少し冷めているらしい。
古渓杏樹(妹/本編の変換無)
サブヒロインとは名ばかりの情報係。23歳生粋の腐女子、他人向けの顔と同士向けの顔を完璧に使いこなしていた居酒屋店員。たまに煙草(ショートホープ)を吸っていた。
トリップ先では小学生暮らしを満喫しつつ、主要人物達が織り成す人間ドラマを高みの見物している。
なんとなく身体能力が上がった気がしないでもないが、女子力(物理)を上げるつもりは無い。なお、この世界での諒とは血縁関係がなく、姉とは死別していることになっている。
イエーガーマイスター(静樹)
「古渓諒」の実姉。赤い眼が特徴。ドイツの本宅を襲撃され弟と共に身を隠すのだが、その犯人の前に出て仲間になると言い放つと言う、当時16歳とは思えないほどの行動力を持つ。その後言いつけ通り弟が防火シェルターに隠れたのを見越して自ら家に火を放ち、黒の組織の一員となった。めぐり巡って古渓家の母と面識を持ち、お互いを母と娘のように思っている。「静樹」は古渓家の長女の名前であり、本人は事故死している。