ストーリー

七星「あれ…この辺から聞こえた気がするんだけど…」
七海「多分…こっちやろか…?」
七星「あ、やっぱりいた!君達は…新入生かな?こんなところでどうしたの?」

茂みをかき分けて近づいてきた2人はシルバとクルスを見つけると心配そうに駆け寄る。
七星「ねぇ2人共、制服はどうしたの?もしかしてまだ届いてないの?」
シルバ🗡️「え…?ええっと…その…」
予想外の質問に口籠もるシルバ。見かねたクルスが前に出てくる。
クルス✝️「そうなんです…!制服の手配が上手くいってないみたいで困ってるんです…!」
七星「それは大変だ!ちょっと待ってて!予備の制服がないか先生に聞いてみる!」
七海「2人とも!ちょっと待っててな。」
そう言って2人の生徒ははそれぞれシルバとクルスの制服を調達しに走り出す。
2人が去った後、シルバとクルスは顔を見合わせる。
クルス✝️「思わぬラッキーが舞い込んできたみたいだね。これでしばらくはこの世界の人間として暮らせそうだ。ヘルシングからの情報によると、ここは『おねがい中学』という学校らしい。彼女たちが制服を持ってくる…とか言っていたからこのまま上手くいけば学園の生徒として潜入できそうだ。それにしても…彼女たち、キミのこと、ちゃんと『男の子』だって認識してくれたみたいよ?」
シルバ🗡️「…なんでもいいからさっさとアイプリなんとかに連れて行ってくれ…。」

数分後…先ほどの2人の生徒が、息を切らして戻ってくる。
だが、片方の表情がやや暗い。
七星「はい、お待たせ! これ女子の予備の制服! サイズはたぶん大丈夫だと思う!」
七海「その…女子の制服やったら予備があるみたいなんやけど、男子のは丁度他の生徒に貸し出ししてはるみたいで…。どないしよ…とりあえず、ここの学校の女子の制服と、うちらパラダイス学園の男子の制服は一緒に交換留学で来はった子に予備借りられたんやけど…。」
クルス✝️「おお、2人とも悪いね!助かるよ!」
七海「その……大丈夫やろか…?ここの制服と全然デザインちゃうけど…」
クルス✝️「大丈夫だいじょうぶ!!寧ろ交換留学で入った方が都合がいいよ。」
シルバ🗡️「ちょっ…おい、ふざけんなよ!1人だけ違う制服とか目立ってしょうがねぇじゃねぇかよ!!」
クルス✝️「まぁまぁ、細かいことは気にしない、気にしなーい!ボクは来栖 夕日(くるす ゆうか)。みんなにはクルスって呼ばれているんだ!で、こっちの仏頂面は白銀 綾人(しろがね あやと)。シルバって呼んであげてよ。ボクらは、まぁ…幼馴染?てやつさ。」
シルバ🗡️「おい、無視すんな!」
声を荒げるシルバに2人の生徒は苦笑いを隠せずにいる。
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