ストーリー

👑🩵「まさかついて来ているなんて…全然気づかなかった…。どうやら、あなたもただ者じゃなさそうですね。」
マリオネットは掴まれた腕をそっと振り解くと、一歩後ろへ下がって手をひらひらと振る。

✝️「生憎、尾行はボクの十八番(おはこ:得意分野)でね。」
クルスは穏やかな笑みと警戒の目を崩さぬまま、シルバを庇うように2人の間に入る。

🗡️「チッ…来てたんならもっと早く助けろっての。」
シルバは苛立ちを隠すように首を回すと、クルスの後ろからマリオネットを睨みつける。
👑🩵「ふふふっ、お二人は仲が良いんですね♪
…でも、そろそろ君たちが敵なのか、そうじゃないのか、教えて欲しいんだけど。…答えないってことは前者かな?」
背伸びをやめて、クスクスと笑うマリオネットの眼差しがさらに鋭くなる。

✝️「…逆だよ。」
👑🩵「逆?」
✝️「ボクたちはこの世界に仇をなす存在を捕まえに来ただけさ。僕たちが所属する組織の掟で詳細を話すことはできないけれど、少なくともキミが心配しているような存在じゃない。」
👑🩵「……なるほどねぇ……。」
その言葉にマリオネットはピクリと眉を動かすと、カバンからスマートフォンのようなものを取り出し、画面に指を滑らせる。
👑🩵「なら、ライブで証明してください。君たち、アイプリなんですよね?わたしが女神様にお願いをするので、ライブで君たちがこの世界を守る人間だってこと、証明してみせてください。」
マリオネットが2人に見せた画面にはアイプリとしてステージに立つクルスとシルバの写真が表示されていた。

✝️「フフン、望むところだね。」
マリオネットからの挑戦にクルスは唇の端を吊り上げて不敵に笑う。
🗡️「おいっ!何勝手に決めてんだよ!!なんで俺たちがいちいちこんな奴のために証明しなきゃなんねぇんだよ!!」
✝️「まぁそう言うなシルバくん。疑われたままじゃ、ずっと後をついて来られかねない。そうなったらキミも困るだろう?」
🗡️「そりゃそうだけど…!!ぐぬぬぬぬ……あーもう!!わかったよ!!やれば良いんだろ!!俺たちを疑ったこと、ぜってー後悔させてやるからな!!」

👑🩵「決まりですね。お二人のライブ、楽しみにしてますよ。」
そう言ってマリオネットは警戒を解くと、軽やかな足取りで元いたおねがい広場へ戻る。
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