ストーリー
ミモザとあやめが無事に仲直りをして、もみじさん主催のお花の展覧会を成功させた数週間後…
季節は移り変わり、夏空が青く澄み渡る暑い日の昼下がり…
おねがい町の片隅の誰もいない路地裏で突然空間がぐにゃりと歪み、煌々と光を放つ不思議な穴から1人の少女が水色のツインテールを揺らして飛び出してくる。
???「よっ、と……。ここがおねがい町か〜。キラキラしてるイメージだったけど、なんだか妙な気配がするような……?」
少女は眉をひそめて、しばらく辺りを見回す。
???「この気配、やっぱり無視できないなぁ…。散歩がてら、ちょっと探ってみるか。」
そう呟いて、少女は特に当てもなく歩き出す。
しばらく町内を歩いていると広場に辿り着き、急に視界が開ける。
???「へぇ…ここが噂の広場か。……お花も海もとっても綺麗…!本当はゆっくり眺めていたいけれど、また後で!
…こんなにもキラキラした場所なのに、何で不穏な気配がするんだろう…?」
******************************
その頃、アイプリショップの前ではシルバとクルス、オルカ、スピカの4人がスイーツを食べながら談笑していた。
「ん〜!!このアイス鯛焼きうんまぁ〜!!外はもちもち、中はひんやり…ハァ〜幸せやぁ〜!!」
🌠「本当オルカは鯛焼きには目が無いよね~。」
美味しそうにスイーツを頬張るオルカとスピカとは対照的にシルバは少し浮かない顔でプリンをのそのそと食べている。
🗡️「…。(やっぱり全然美味しいと思えない…口の中にねっとりとまとわりついて…気持ち悪い…。あぁ…俺はやっぱり人間じゃなくなってしまったんだな…。)」
「シルバくん…?どないしはったん?体調悪いん?。」
シルバの様子に気づいたオルカが声をかけるとシルバは誤魔化すように笑顔で首を横に振る。
🗡️「い…いや…大丈夫だ。少しぼーっとしてただけ。大丈夫だから。」
シルバは心配そうに顔を覗き込んでくるオルカにぎこちない笑顔で答えると、残ったプリンを一気にかき込んで無理やり飲み込む。
🌠「本当に大丈夫?無理はしないでね?」
スピカもどこか不安そうにシルバを見つめている。
🗡️「悪りぃな、心配かけて。体調は大丈夫だから。それよりほら、さっさと食わねぇとアイスが溶けるぞ。」
誤魔化すように笑っているシルバの隣で、クルスもどこかつまらなさそうな表情でゼリーを突いている。
✝️「…。(分かってはいたことだけれど、味覚がないと言うのはこんなにもつまらないことだったんだね…。楽しいはずの間食の時間をボクたちは分かち合うことができないなんて…。)」
冷たいゼリーの食感だけが虚しく口の中に広がり、クルスはそっとスプーンを置いて、太陽に照らされる海辺をぼんやりと眺める。
季節は移り変わり、夏空が青く澄み渡る暑い日の昼下がり…
おねがい町の片隅の誰もいない路地裏で突然空間がぐにゃりと歪み、煌々と光を放つ不思議な穴から1人の少女が水色のツインテールを揺らして飛び出してくる。
???「よっ、と……。ここがおねがい町か〜。キラキラしてるイメージだったけど、なんだか妙な気配がするような……?」
少女は眉をひそめて、しばらく辺りを見回す。
???「この気配、やっぱり無視できないなぁ…。散歩がてら、ちょっと探ってみるか。」
そう呟いて、少女は特に当てもなく歩き出す。
しばらく町内を歩いていると広場に辿り着き、急に視界が開ける。
???「へぇ…ここが噂の広場か。……お花も海もとっても綺麗…!本当はゆっくり眺めていたいけれど、また後で!
…こんなにもキラキラした場所なのに、何で不穏な気配がするんだろう…?」
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その頃、アイプリショップの前ではシルバとクルス、オルカ、スピカの4人がスイーツを食べながら談笑していた。
「ん〜!!このアイス鯛焼きうんまぁ〜!!外はもちもち、中はひんやり…ハァ〜幸せやぁ〜!!」
🌠「本当オルカは鯛焼きには目が無いよね~。」
美味しそうにスイーツを頬張るオルカとスピカとは対照的にシルバは少し浮かない顔でプリンをのそのそと食べている。
🗡️「…。(やっぱり全然美味しいと思えない…口の中にねっとりとまとわりついて…気持ち悪い…。あぁ…俺はやっぱり人間じゃなくなってしまったんだな…。)」
「シルバくん…?どないしはったん?体調悪いん?。」
シルバの様子に気づいたオルカが声をかけるとシルバは誤魔化すように笑顔で首を横に振る。
🗡️「い…いや…大丈夫だ。少しぼーっとしてただけ。大丈夫だから。」
シルバは心配そうに顔を覗き込んでくるオルカにぎこちない笑顔で答えると、残ったプリンを一気にかき込んで無理やり飲み込む。
🌠「本当に大丈夫?無理はしないでね?」
スピカもどこか不安そうにシルバを見つめている。
🗡️「悪りぃな、心配かけて。体調は大丈夫だから。それよりほら、さっさと食わねぇとアイスが溶けるぞ。」
誤魔化すように笑っているシルバの隣で、クルスもどこかつまらなさそうな表情でゼリーを突いている。
✝️「…。(分かってはいたことだけれど、味覚がないと言うのはこんなにもつまらないことだったんだね…。楽しいはずの間食の時間をボクたちは分かち合うことができないなんて…。)」
冷たいゼリーの食感だけが虚しく口の中に広がり、クルスはそっとスプーンを置いて、太陽に照らされる海辺をぼんやりと眺める。
